デザインを目にして感じた“なぜ?”を深堀る

なぜ文字をカーブに沿わせているのか?

出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像4]媒体:チラシデザイン
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像5]いろいろなカーブの形があるけどそれぞれに意味が!
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像6]対象物に沿ったカーブ
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋

白の流体シェイプのカーブに沿った文字にすることで、縦や横の文字と比べてポップな印象を与えています。

出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像7]コンセプトを表現したカーブ
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋

グワングワンのお碗ブランドという文字情報を表現するために、曲線のカーブに沿わせて文字を配置しています。

出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像8]2つの共通したカーブ
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋

POINT01とPOINT02のどちらも同じようなカーブに沿わせることで統一感を生んでいます。

文字をカーブに沿わせるテクニックを使っていますが、それぞれに別の意図があります。しかし全体として、グワングワンというコンセプトを表現するために、文字をカーブさせるというテクニックを多用しています。

-CHECK-

1つのデザインで共通するテクニックを使うこともあるが、それぞれに別の意図がある場合もあります

出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像9]他のデザインサンプル①媒体:チラシデザイン
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
葉:左上のタイトルの文字がカーブに沿っている
 

木:カーブに沿わせることでポップな印象に。また広い範囲を占有しているタイトルをカーブさせているため、全体の印象もポップになっている
 

森:ポップな印象を作りたい時に、文字をカーブさせる。沿わせる方法は円形にしたり、対象物の形をなぞったりする

出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
[画像10]他のデザインサンプル②雑誌(誌面)デザイン
出所:『デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる』(KADOKAWA)より抜粋
葉:左側にある商品名が、ピンクのネオン管のカーブに沿って配置されている
 

木:ネオン管の形状と商品名の配置が同じであるため、統一感が生まれている。文字の配列をカーブさせることで、「へのへのもへじの和製モナリザネオン」という商品に合ったポップなデザインとなっている
 

森:上の森を見ると同じ

デザイン研究所