物価上昇が続くなか、老後の生活をより手堅いものにするために、改めて投資信託や資産運用に関心を持つ人も少なくありません。これから投資を始める人が、「成功確率」を上げるためにできることがある、とファイナンシャル・プランナーであり、「グローバル・ファイナンシャル・スクール」の校長を務める市川雄一郎氏は言います。投資初心者が押さえておきたい5つのポイントを見ていきましょう。
【50代からの投資入門】知っているのと知らないのでは雲泥の差…投資ビギナーの成功確率を高める、5つの「重要事項」【CFPが助言】
少額投資から実践し、長期運用を目指す
4.学習を踏まえた実践
4つ目は「学習を踏まえた実践」です。どんなにいい情報を得て知識がついたとしても、実践しなければお金は増えていきません。投資信託は100円から買うこともできるので、少額投資から実践していきましょう。少額であれば、利益は少ないかもしれませんが、損失も限定的です。
回数を重ねて慣れてきたうえで、ある程度まとまったお金で投資を行っていけば、成功確率も大きくなっていきます。経験をしていくということがとても大事です。
5.継続的にずっと行う
最後に、5つ目は「継続的にずっと行う」ということです。
積立をしていると、時代や景気の流れのなかで元本を割ってしまうこともありますが、途中でやめてしまうと悪いイメージだけが残ることになります。
実践を続けながら、5年、10年と長いスパンで投資をしていくと、大抵の場合、最終的には満足のいく結果になっているはずです。失敗することもあるかもしれませんが、継続的に、長期投資を念頭に入れて投資を行うことをおすすめします。
<<イチカワ校長の世界一わかりやすい投資学【市川雄一郎】の全編動画はコチラ>>
市川 雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール(GFS)