日本株の配当利回りの平均は「2%」ほど

化学や金融業界が高配当 

配当金はどれくらいもらえるのか、その目安について説明します。

2024年1月末時点の東証プライム全銘柄の平均配当利回りは2.06%ほどで、平均株価は2922円となっています。これをもとにすると、東証プライムの1株あたりの配当金は60円。つまり、一般的に取引される単位である100株を買うと平均で29万2200円かかり、配当金は6000円もらえることになります。

ただし、配当金はすべての企業が出しているわけではありません。配当金は企業の業績によって増減される傾向にあるため、金額が上がり続けている企業は業績も好調と見られ、投資に向いている銘柄だといえます。なかでも、国内においては、化学や金融、情報通信系の分野に高配当の銘柄が多い傾向があります。

また、日本株は近年、株主優待を廃止して配当金を増額する企業が増えています。例えば、JTは2022年に株主優待を廃止し、配当金が増額されています。

日本株の平均を知り目安をつかもう①
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日本株の平均を知り目安をつかもう②
日本株の平均を知り目安をつかもう②

頼藤 太希
株式会社Money & You
代表取締役

高山 一恵
株式会社Money & You
取締役