富裕層やパワーカップルといった実需に加えて、国内外の投資家の影響もあり価格高騰が続く都心のタワーマンション(タワマン)。タワマン人気は衰えませんが、『60歳からのマンション学』(講談社)の著者でマンショントレンド評論家の日下部理絵氏は、近い将来「高齢の親がタワマンを持っている人」に待ち受ける“恐ろしい未来”について警告します。詳しくみていきましょう。
羨ましい!と思いきや…「親がタワマンを持っている人」に待ち受ける“2030年以降”の悲劇【マンショントレンド評論家が警告】
要注意!絶対に避けたい「金食いタワマン」の特徴5つ
羨望のまなざしが向けられるほど人気のタワマンだが、次の特徴があるタワマンはやめておいたほうが無難だ。。
・細長いなど戸数が少ないタワマン
・デザイン性が高いなど歪な形状をしている
・戸数の割に維持費がかかるスパやプール、カラオケ施設などがある
・タワー式などの機械式駐車場があり、しかも空きが多い
・24時間有人管理でスタッフ数が多い
これらは「金食いタワマン」である。このように、タワマンと一言でいってもいろいろある。親世代がこのような特徴のタワマンを所有しているなら、早めの対策を講じたい。
老後に“ババタワマン”を引くと老後破産しかねないため、注意したいものである。
日下部 理絵
マンショントレンド評論家
オフィス・日下部 代表