市場規模は“無限大”!…低コストで利益を上げやすい「情報ビジネス」

物販ビジネスや賃貸ビジネスの場合、販売や賃貸する対象物には物理的な限度があるので、ある程度市場規模が限定されます。それに対して、情報ビジネスは種類も多く、情報量にも限度がないことから市場規模は無限大と考えていいでしょう。

加えて、物販や賃貸の場合には欠かせない仕入れのためのコストも発生しないケースが多くあります。

そのため、市場の規模もバリエーションも大きくて選択肢が豊富、かつ、低コストで売上を立てやすいことから利益率を高くしやすいので、情報ビジネスは会社員の副業として最も有利な「本命」と言えるでしょう。

始める人が多い「コンサルティング業」と「営業代行」

では、具体的にどんな情報ビジネスを副業として手掛ける会社員が多いのでしょうか?

中小企業庁の調査では、会社員が独立する時に最も多い職種として、「コンサルティング業」と「営業代行」が2本柱だとしています。副業として行う場合でも、本業で身につけた知識・経験・スキル・人脈などを最もダイレクトに活かせる仕事として、コンサルティング業や営業代行は有望でしょう。

世の中の経済活動はすべて「顧客の問題解決」であり、コンサルティング業は直接、それを行う仕事です。また、いかに売上をアップさせるかに悩み、そのための営業に課題を感じている会社は多いので、営業代行は業種を問わずニーズがあります。

初心者でも気軽にトライできる「クラウドソーシングサービス」

副業初心者でも気軽に試してみる方法として、「ランサーズ」「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサービスのマッチングを行っているプラットフォームに登録する方法があります。

たとえば、ランサーズの場合、次の8つのカテゴリーで仕事を依頼(すなわち、副業を登録)できるようになっています。

1.Web制作・Webデザイン

2.デザイン制作

3.写真・動画・ナレーション

4.営業・事務・ビジネス

5.Web集客・マーケティング

6.ライティング・翻訳

7.システム開発・運用

8.タスク・作業

基本的にリモートワークができる職種が多く、契約金額(税込)に対して、16.5%のシステム利用料がかかる仕組みです。クラウドワークスは契約金額に応じて、5%から20%まで幅があります。案件の質や量については、それぞれのプラットフォームで特徴があり、自分に合ったシステムを利用するのがよいでしょう。