小学館「ビッグコミック」で連載中の人気コミック『正直不動産』(漫画・大谷アキラ、原案・夏原武、脚本・水野光博)。NHKでドラマ化もされ、現在放映されている『正直不動産2』の第8話では、会社員篠崎が割高なワンルームマンション投資をすすめられ、正直な主人公永瀬が戦います。実際、営業マンに勧められるがままサラリーマンがワンルームマンション投資をはじめ、後悔しているケースは少なくありません。今回は、X最大の不動産プロ集団「全宅ツイ」のメンバーが、ワンルームマンション投資の営業実態を暴露します。
8時半に出社→「1日300件以上」電話して22時に退社…ワンルームマンション投資営業マンの過酷すぎる1日【X最大の不動産プロ集団「全宅ツイ」が暴露】
8時半に出社後即架電、22時退勤…過酷な“1R屋さん”の1日
かずお:1R屋さんの1日ってどんな感じなの?
ディス子:8時半出社、即架電。10時朝礼。10時半飛び込み開始。13時お昼。19時半帰社。22時退勤……コロナ前はこんな感じでした。
かずお:めっちゃ稼働してる。
ディス子:飛び込み中は1時間ごとに地獄の電話報告もありました。
テッタ:僕は朝礼(月の目標、週の目標、今日の目標を宣誓)。朝礼後に架電。昼休憩(アポ取れてれば、今月決済あれば)。終礼まで架電。終礼(当日の報告、週の目標とのズレ確認、月の目標とのズレ確認、進捗に対して明日どういう戦略でいくか言語化して発表、あと詰めw)。23時退勤。
かずお:すげー、基本電話してるんだ。
ディス子:頭にヘッドセット装着してました。コールセンターみたいな。
かずお:受話器ガムテープじゃない! おしゃれ! 今はリスト入手して電話していいの?
ディス子:民法改正が2021年頃にあって、以降は携帯番号付きの名簿はどこも販売してないと思います。歴史の長い会社さんやセミナーやられてるところは自社で集客したリストで電話してるみたいですね。
テッタ:弊社は名刺交換に行って、手に入れた会社番号に連番ですね。
かずお:あれだ、街で「新卒なんですが名刺交換お願いします!」ってやつだ。
かずお:友人の保険屋が「いいよ! その代わり私の話も聞いてください」って保険売ってたw
テッタ:バーターw
ディス子:名刺交換って1日どれくらい声掛けてどれくらいいただけるんですか?
テッタ:100人声かけて、5人くらいですね。女性だと調子良い時100人声かけて10人くらいはいける感じですかねー。
ディス子:愛嬌とガッツが活きてきますね。