妥協せずに選んだものこそが名品であるワケ

名品とは、ブランド品だけではありません。

ブランドも値段も関係なく、自分基準に照らして厳選して手に入れたものこそ、私にとっての名品です。

名品には、長く愛用できて経年変化が魅力の「一生もの」と、使っていくことで劣化する日常遣いの「消耗品」があります。

それぞれ性格は異なりますが、どちらも私にとってなくてはならないものたちです。

例えば、海外旅行には必ず持参する花柄のワンピースは、ユニクロで購入したものです。実は、かれこれ4年間、旅行にも日常使いにも着られるワンピースを探していたのですが、理想の素材やデザインのものが見つかりませんでした。

それが、ユニクロに息子のTシャツを買いに行ったときに、ふと見つけたのです。それも最後の1着で定価から割引されて1,290 円でした。

決して「値段が安いから」決めたわけではありません。

Vネックの深さや腕まわりのデザイン、素材感やスカート丈、さらにアラフィフでも着られる甘すぎないデザインとカラーが、私の好みにマッチしたのです。

選んだワンピースは手持ちのアイテムとの相性も良く、パンプスやサンダル、スニーカーに合わせたりと、幅広く活用できます。

縫製や素材などは値段相応なのでオールシーズン着用すると、おそらく1、2年で劣化してしまうと思いますが、「そろそろお別れかな」と思うタイミングまでたくさん活用したいと思っています。

たとえ安価なものでも、妥協せずに厳選し、とことん使い倒せるものであれば、私にとって、それは名品なのです。

ただし、同じ名品でも、一生ものと消耗品ではそれぞれ選び方が違います。

Katie