フランス流もの選びの3箇条

この記事では、ものの選び方について、私の思うところをお話ししていきたいと思います。

使い捨ての多い日本の文化で育ち、20代でものを捨てないフランス文化と出合いました。

そこで感銘を受けて以来、ものは安易に捨てたくないからこそ、厳選して買うようになりました。

もの選びで私が大切にしている3箇条をご紹介します。

第1条 流行りは追わない

フランス人の行動は、気分が上がるか、心地良く過ごせるか、という自分軸が基準です。

その中に、人にすすめられたから、流行っているから、という他人の干渉による選択肢はありません。私も同じで、もの選びでは自分の気持ちが最優先。

流行は、言ってみれば、自分以外の人の思惑で作り上げられたようなもの。自分がそれを着ることで気持ちが上がるかどうかは別問題です。

さらに、「流行」がもの選びの基準になってしまうと、それが終われば、とたんに「流行遅れ」に格下げされてしまい、いくら気に入っていたものであっても周りの目が気になってしまいがちです。

そうした負の連鎖を生まないためにも、自分以外の思惑や感情に惑わされず、自分が心地良く過ごせるものだけを選ぶようにしています。