「グッド」もどんな場面でも重宝するフレーズ

海外で、お店に入ると「ハロー ハウ アー ユー ドゥーイング?」と毎回聞かれますよね。これは単なる挨拶だけではなく、お店に入ってきた客がどんな人間かテストしている気がします。

島国の日本とは違い、他の国と地続きで、いろいろな国のいろいろな人種が同じ地域に暮らす欧米では、ちゃんと挨拶ができるかで受け入れたい客かどうか、安全かどうか試しているのかもしれません。シャイな人が多い日本人はつい無視しがちですが、明るく笑顔で挨拶を交わしてみましょう。

私たちが学校で習った「アイム ファイン サンキュー」は今はあまり使われていないようです。アメリカ人の友人に確かめたところ「ファイン」は「まあまあだけどなんとかやっている」的なニュアンスで、ファインの代わりに「グッド」を使うことが多いそう。「アイム グッド! サンク ユー、エンジュー?」と、「あなたはどう」と聞き返してくださいね。それでやっとお客扱いされる気がします。

グッドも便利な言葉です。おいしいお料理やワインも「グッド!」、素敵な服やアクセサリーも「グッド!」、ホテルのお部屋も「グッド!」、景色も「グッド!」。

強めの「ノー」で、拒否の意思をはっきりと

断る時は「ノー サンキュー」とキッパリと、笑わないで真顔で言いましょう。笑いながらヘラヘラ「ノォ〜〜」とか言うと拒否の意思が伝わらずつけ込まれたりします(特に道端の物売りなど)。般若のお面をかぶったくらいの顔で強く「ノー!」と言いましょう。

目が笑っていたら「ノー」と言っても、もう負けです。ちょっと丁寧な断り方は「No thank you, I’m fine. ノー サンキュー アイム ファイン」。これは「今、私いい感じだからほっておいてね」という意味です。これは、物売りがしつこい時やナンパされた時にも使えますよ(笑)。