難しい文法は必要なし!旅を助ける3つの英語表現

難しい文法は必要ありません。とりあえず自分の希望意思を伝えればいいのです。それにはとにかく「プリーズ」と「サンキュー」そして「ハロー ハウ アー ユー?」、この3つの言葉でたいていは乗り切ることができます。

何か欲しい時には「物の名前+プリーズ」、欲しいものを指さして「ディスワン プリーズ」と言えばいいのです。それと数。「ハウ メニー?」と聞かれますから「ワン プリーズ」とか「ファイブ プリーズ」とか、欲しい数の後にプリーズをつけて言うだけです。スーパーの量り売りも「ディスワン ハーフパイント(125グラム) プリーズ」と言えば大丈夫。ちなみに1パイントは250グラムくらいです。ひとりでしたらハーフパイントで十分かと。

「プリーズ」は何かをお願いする時にも使えます。「はい、お願いします」も「イエス プリーズ」。プリーズをつけるとイエスだけよりもかなり丁寧でいい感じになります。

何かしてほしい時も「動詞+プリーズ」。「クリーンアップ ルーム プリーズ」で「部屋を掃除してください」になりますし、駅で切符を買う時も「チケットの数+チケット for 行き先 プリーズ」で買えます。タクシーで行きたい場所を伝える時も「行き先+プリーズ」「ゴー トゥ 行き先 プリーズ」。行き先が発音できない場合は、行き先を書いた紙やスマホの画面をドライバーに見せて「This place please. ディス プレイス プリーズ」と言えば大丈夫です。

レストランでメニューを頼む時も「食べたい料理名+プリーズ」で。レストランのメニューにチキンカチャトラ風ポテト添えなど長々書いてあり、オーダーの時に料理名の長さに震えてしまうことがありますが、シンプルに「チキン プリーズ」で大丈夫です。オーダー時に、得意げにメニューの名前を全部つらつら言う人もいらっしゃいますが、そんな必要はありません。チキンとかサラダとかステーキなどメインの食材名にプリーズをつければOKです。何しろ私たちはお客さまなのですから。

またステーキを頼んだ時に「How would you like your steak? ハウ ウジュ ライク ユア ステーキ?」と聞かれますよね。これはステーキの焼き方を聞かれているのですが、まあ、「ミディアム レア プリーズ(普通やや生めで)」と答えておけば間違いないでしょう。よく焼いた肉がお好きな方は「ウェルダン プリーズ」です。

ちなみにレストランで使う英語で、ソースやチーズなどをかけてくれる時に「ここまででいいや」となったら、皆さんはなんと言いますか? 私は「ストップ」とか言っていたのですが、地元のネイティブな友達に「いく子、そういう時はフォエンって言うんだよ」と直されました。私の聞き取り能力では「フォエン」としか聞こえなかったのですが、確かに次からは「フォエン」と言って通じています。