自分のロールモデルを10人見つけよう

宮中先生:次は、はじめくんがまねしていく人(参考にさせてもらう人)を探す段階に入っていこう。探して調査や分析することを「リサーチ」と呼ぶよ。

田中:リサーチは、自分がやりたいサービスを既に行っている人を探すことに近いですか?

宮中先生:そうだね。以前スキルシェアサービスなどで市場調査をしたよね。これと同じように、はじめくんのロールモデルを探すリサーチ方法を教えるね!

田中:はい、お願いします! ちなみにロールモデルってなんですか?

宮中先生:あ、そうだね。ロールモデルとは先ほど話したように、自分より先に進んでいる人で「マネすべき対象」のことだよ!

たとえば、いいなと思えた10人の同業者のSNS投稿、世界観、プロフィール文、LINE公式への登録のプレゼント内容、セミナーのタイトルなどを、はじめくんがまねできる部分があれば、取り入れていけば、イチから自分で考えるよりも効果的にビジネスを進めていくことができるよね!

田中:「成功するための答えは全部、世の中にある!」ですね!

宮中先生:その通り! リサーチするにあたって大切なことは、時間をかけて根気強くたくさん調べること。調べる対象は、自分がやりたいと思う職業、業種で、さらにお客様になる人が抱える悩み、お困りごと、解決したいと思っていることについても調べていくといいよ。

たとえば、痩せたい人ならば、「ダイエット」「先生」や「三日坊主」「リバウンド対策」「糖質ダイエット」「30代」「痩せ方」など思い付いたキーワードをGoogleで調べてみよう。そうすると、既にダイエット指導をしている人のブログやInstagram、YouTube、HPなどがたくさん出てくると思う。そこで、この人みたいになりたいと思える人やアカウントを10名ほど見つけよう。

Googleなどの検索エンジンだけでなく、ブログ、Instagram、YouTubeなどのSNS内で調べると、検索エンジンとは異なる人がヒットすることもあるから、時間をかけていろいろと調べてみて。

もちろん、以前のようにスキルシェアサービスの中でも調べてね。最初は、スキルシェアサービスを使ってサービスを提供することが多いから、ロールモデルとなる人を見つけやすいと思うよ。

田中:いいなと思えるアカウントを探すんですね。やってみます!

宮中先生:探すときの基準を、SNSやGoogle検索で探す場合、そしてスキルとシェアサービスで探す場合をまとめてみたよ。

ロールモデルを探すときの基準(SNS)

1.プロフィールが整っている

2.LINE公式やメルマガを発行している

3.SNSなどで50投稿以上をしている

4.フォロワーが1000人以上いる

5.最低でもSNSを週に1度は更新している

6.商品サービスがあって、お客様の成果が出ている

ロールモデルを探すときの基準(スキルシェアサービス)

1.たくさんのセミナーを開催しているorサービスを提供している

2.お客様から感想や口コミの評価が高い

宮中先生:でもまずは、はじめくんが「こうなりたい!」と思える存在を5人、自分よりもちょっと先を行く先輩を5人、それぞれ選んでみるといいかな。

田中:わかりました!


宮中 清貴
株式会社ラスディ代表取締社長