買ってきたものや、食べきることができなかった食材があまってしまい、保存方法に悩んでいる人はいませんか。葉もの野菜を長くみずみずしく保存することができる保存容器があると、ロコリ氏は言います。著者『72歳、好きな服で心が弾む、ひとり暮らし』(KADOKAWA)より、ロコリ氏が解説します。
野菜が長くもつ!?おすすめの「保存容器」
「キッチン用品売り場で1番おすすめの商品は?」
長年百貨店のキッチン用品売り場に勤めている同僚にそう聞いたところ、間髪いれずに返ってきた言葉が「野田琺瑯の保存容器」。
「野菜ももつし、冷蔵庫の中も片付くよ。キッチン売り場の担当はけっこうみんな持ってる。すごくいいから1回買ってみて」と強くおすすめされて、野田琺瑯を使い始めました。
使ってみたら、本当に野菜が長くもつことにびっくり。ひとり暮らしなのに道の駅で野菜をいっぱい買い込む私に、友人が「そんなに買っても食べきれんやろ?」と言ってきましたが、私の答えは「野田琺瑯があるから大丈夫!」。本当に葉もの野菜もずっとみずみずしく、全部食べ切れました。
また、母がバナナの皮を山ほど剥いてしまったことがあるのですが、野田琺瑯に入れておいたら翌日もあまり色が変わらずにおいしくいただけました。
初めて購入して以来、百貨店のセールやメルカリでセット売りしているものを見つけて、大小いろいろなサイズのものを少しずつ増やしてきました。レタスなどの葉物野菜は、だいたい半分になっているものを買い、大きいケースに入れて保存。ケースの底には自分で金網を敷いて水が落ちるようにしてあり、少しずつ使ってはケースに戻して保存しています。
野田琺瑯があまりにいいので、母の葬式の香典返しをこれにしたところ、みなさんにすごく喜んでもらえました。
野田琺瑯のいいところは、蓋が壊れたり汚れたりしたら蓋だけでも買えるところです。よく言われることですが、いいものは長く使えるし、使い勝手もよいので、長い目で見ればお得だと思います。
容器を洗う仕事が増えましたが、なにより野菜室がいつ見ても綺麗なので嬉しくなります。百貨店の販売員はよいものをたくさん見ているので、お知り合いにいたらおすすめを聞いてみるのもよいと思います。
おすすめ「かば田」の「昆布漬辛子めんたい」
福岡といえば明太子。「あ、今日はおいしいめんたいが食べたいな」と思ったとき、「かば田」の「昆布漬辛子めんたい」を買ってきます。かば田は有名な海鮮物や惣菜のお店で、北九州市ではスーパーにも店舗として入っています。
私のYouTubeでの今後の目標として、地元・北九州市のよいところを紹介していきたいというのがあります。地元が大好きなのですが、成人式のはっちゃけぶりが有名なせいか、あまりよいイメージを持たれていないので、少しでもイメージアップに貢献できたら……と思うのです。
かば田は、ファンの私としては北九州市のおいしいものとしてぜひみなさんに知っていただきたいものの1つ。贈答品としては規格外になる切れ子を使った昆布漬辛子めんたいは、ほかのお惣菜と合わせて3つで千円くらいになるのでいつも買っています。私にはぜいたくなのですが、毎日のごはんに1品プラスしたいときに最高です。東京の世田谷区にも店舗があるんですよ。
九州では博多ラーメンが有名ですが、案外、地元のソウルフードはうどんです。福岡市では「ウエスト」、北九州市では「資さんうどん」という有名なチェーン店があり、私は資さん派。資さんは福岡のようなやわやわなうどんではなく、ちょっと硬め。「肉ごぼう天うどん」と「かしわおにぎり」が定番です。3ヶ月に1回くらい、すごく食べたくなります。
友達の車でドライブに出かけ、お洒落なカフェを目指しているときに資さんうどんの前を通ったら、どちらからともなく食べたいねとなり、Uターンしたことがあります。資さんうどんはやっぱり欠かせません。