書くことが好きなら「ライター」として活躍も!

・学生のとき、読書感想文で賞をもらった

・本が大好きでたくさんの文章を読んできた

・ブログを書いたり、レポートを書くのが苦じゃない

そんな人にはライターのお仕事が向いています。

ライターと一言でいっても、その業務内容にはさまざまな種類があります。ライターは本当に汎用性の高い仕事なので、無限にあるといっても過言ではないのですが、ここでは代表的な業務内容についてお伝えしていきます。

◾️SNS投稿のリライト(編集)

既存のコンテンツや情報をSNS向けに再構築・再編集する仕事です。長いブログ記事やクライアントが出している書籍の内容をSNSの文字数制限に合わせて短縮したり、YouTubeやVoicyなどを、文字起こしして媒体に合わせて編集します。

◾️シナリオライター

一般的には、映画、テレビ、ゲーム、ラジオなどの物語やプロットを書く人を指します。SNSビジネスの文脈では、Youtubeの動画やTikTok・Instagramのリールなどショート動画のシナリオをつくるという仕事があります。

◾️コピーライター

一般的に、広告やプロモーションの文案を考える専門家のことを指します。SNSにおいては、広告コピーだけでなく、通常の投稿やストーリー(ストーリーズ24時間限定で画像・動画を投稿する機能)のキャッチフレーズ、ヘッダー、説明文なども手がけることが多いです。Youtubeのサムネイルやタイトル、Instagramのカルーセル投稿(1回の投稿で最大10枚の写真〈画像〉を投稿できる機能)など、13文字以内(人間が一度に知覚できる最大限の文字数)でクリックをしてもらいやすい文章をつくることができる人には、多くの依頼が集中します。

◾️インタビュアー

人物や専門家を対象にインタビューを実施し、その内容を記事にするお仕事です。企業サイトやリクルート(人材募集)サイト、ポータルサイトなどでインタビュー記事を見かけることがあると思います。現場に訪問して撮影も込みで依頼されるケースもありますし、近年ではオンラインだけで完結させる場合もあります。

◾️セールスライター

商品やサービスを売ることを目的とした文書を作成するお仕事です。SNSでの広告キャンペーンやプロモーションをする際に、効果的なセールスコピーを考える役割を持ちます。商品を販売するランディングページなどは、文章によって大きく売上が変わることから、売上を上げることのできるセールスライターの報酬は高価格になることもあります。

◾️メルマガライター

メルマガ(メールマガジン)とは、定期的に配信される電子メールのニュースレターのことを指します。メルマガライターは、これらのニュースレターの内容を作成する専門家です。メルマガは、企業や団体、個人がフォロワーや顧客に情報を提供するための手段として広く使用されていて、顧客のファン化に貢献します。

◾️コンテンツライター

Webサイトやブログ、SNSなどのオンラインメディア向けに記事や投稿を作成するライターをコンテンツライターと言います。SEO(検索エンジン最適化)の知識が求められることもあります。

◾️ゴーストライター

他の人の名前で書かれる文章や本を執筆するライター。有名人の自伝やビジネス書など、ゴーストライターが背後で筆をとることがよくあります。経営者やインフルエンサーにインタビューして、音声から文章を起こしたり、著者が手を入れる前の叩き台として文章をつくることもあります。

◾️PRライター

TVや雑誌などマスメディアに情報を発信するPR(プレスリリース)記事を作成する仕事です。PRスタンドを使って記事を配信することで、一度の配信で数十から数万の媒体にリーチすることができます。いかにメディアに取り上げられやすい記事を書けるがPRライターの腕の見せ所です。

◾️編集者

自分ですべての文章を書くのではなく、ライターからあがってきた文章やコンテンツの内容、構造、文法などを校正、修正する仕事です。SNSの記事やブログ投稿、広告コンテンツなどを最終的に読みやすく、魅力的に整える役割を果たします。