マセラティ レヴァンテ

イタリアのみならず世界中のクルマ乗りたちの憧れであり、現在も進化を続けている自動車ブランド「マセラティ」。本企画では、伝統と革新のクルマ「マセラティ」の魅力や、より気軽に乗ることができる新たなファイナンスプランの活用法を、マセラティ ジャパン株式会社シニア・エリア・セールスマネージャーの齋藤学氏に伺っていく。最終回のテーマは、マセラティの新しいファイナンスプラン「UNO」についてである。

月々の支払金額に囚われないファイナンシャルサービス

クルマを購入を検討する際に、「他のクルマとは違う、個性的で良いものに乗りたい」というニーズは常に多くある。「そのようなお客様に対して、どのようにマセラティのクオリティをお伝えできるか、知っていただけるかを常々考えていました」と語るのは、マセラティ ジャパン株式会社シニア・エリア・セールスマネージャーの齋藤学氏だ。

 

マセラティ ジャパン株式会社 シニアエリアセールスマネージャー 齋藤学 氏
マセラティ ジャパン株式会社
シニア・エリア・セールスマネージャー
齋藤学 氏

これまで、より気軽にマセラティに乗ることができるよう、トリデンテプランやマセラティリーシングプログラムなど、据置型で月払いを抑えたプログラムを展開してきた。そして今、より積極的に乗ってもらいたいと新たなプランを提案している。

 

「マセラティが稀有なラグジュアリーカーであるが故に、購入検討時のハードルが高くなる傾向にあります。私共としては、弊社のブランドに共感していただける方々に対しては、是非とも世界観をご体感頂き、ハードルを越える高いモチベーションのもとに購入をご検討いただける機会はご提供したい、という思いがありました。そういった中で例えば3ヵ月や6ヵ月無料の間など様々なアイデアがでてきたのです。何も持ち出しがなく、とりあえず乗れます、という状態ができたら面白いと思ったのが始まりです。そうすれば先に申し上げた方々に、マセラティを体験・体感いただける機会がより増えるのではと」(齋藤氏)

 

高級輸入車ブランドが無料でクルマに乗る機会を提供するというアイディアは、保証・仕組みづくり含め、想像を上回る困難が立ちはだかるだろう。齋藤氏はこの困難を超えるために一つの解決策を見出したという。

 

「これまでのお客様の下取り車を見ると、マセラティに乗る前のクルマが高価格帯であることが多い発見がありました。その下取り額を頭金に充当すれば、事実上の無料と考えることができる。あとは2年、3年後のプログラムの期限がきたときに、残り分のお支払いプランに関しては再び考えましょうというのが、今回ご提案しているUNOの発想です」(齋藤氏)

 

シンプルにいえば、頭金(=下取り車含む)さえ用意すれば、少なくとも2年間は何も支払わなくてもマセラティに乗ることができるプランである。もちろん新車に付帯してくるサポートについては全て組み込まれているので、その面でも安心なプランだ。

 

[図表1] マセラティUNOイメージ

 

 

マセラティのフラッグシップモデル、クアトロポルテGTSを例に試算してみよう。車両本体価格は2,000万円。オプションや諸経費込みで、もし全額キャッシュで購入した場合には2,214万1,889円の支払いになる。そこでUNOを利用した場合、2年プランでは残価が65%、3年プランで50%が設定される。仮にそれぞれのプランで頭金831万1,889円、1,150万1889円(これが下取り車で充当可能)を支払ったとすると、据置手数料等を含めた残価は2年で1,383万円、3年では1,064万円となる。期限が終了した後には、また新たなプランを組み直す、新車に乗り換える、買い取る、など選択肢は自由だ。

 

[図表2] UNO試算例(※)

クアトロポルテGTSの場合
クアトロポルテGTSの場合
 

「現金一括購入自体に間違いはありません。しかし、資産となる下取り車を活用し、なるべくキャッシュの持ち出しを少なくし、新しいクルマに乗り換えていくという方法も選択肢のひとつとしてある、ということをお伝えしたいですね」(齋藤氏)。そうすることで、より身近に、気軽にマセラティとの生活を楽しむことができるのだ。

 

人生を豊かにする「マセラティライフ」のススメ

読者の皆さんの、これまでのマセラティはどんなイメージだろうか。100人いれば100通りのイメージがあるかもしれない。これを機会に、ぜひ実際に乗っていただき、こだわりのクラフトマンシップをはじめとする、五感に訴えてくるあらゆる表情を感じてほしい。

 

自動車メーカーはあまたあるが、最もロマンにあふれ、過去のDNAをしっかりと受け継いでいるブランドのひとつがマセラティである。そのクルマに乗ることで、日常の暮らしに思いもよらない彩りを与えてくれることだろう。

 

最後に一言申し添えておくと、「イタリア車は壊れる」というイメージはそろそろ払拭してもいいころだ。確かにクルマは機械なので、絶対に壊れない、といいきれない。しかし、その品質はここ数年で飛躍的に向上しており、その点の信頼性も、マセラティの販売台数の伸びに大きく貢献していることは明確である。

 

またマセラティ ジャパンでは、新車販売拠点は全国で24拠点、中古車を入れると28拠点ある。そのいずれの販売店でも、万が一車両にトラブルが発生した場合には対応可能である。多くの台数を販売している他のインポーターと比較して、1台当たりの拠点数は多くなっているので、いざとなった時のサポート体制も万全である。

 

身近になった新しいファイナンスプログラムを活用して、100年以上の歴史を持つマセラティの世界を是非とも体感していただきたい。

 

 

※ローンのお申込み時期により、適用金利が異なる場合がございます。
※ご契約の際には頭金(お支払総額から据置価格を引いた金額)が必要となります。
※据置価格は車両本体価格(税込)の一部+メーカーオプション(税込)となり、ディーラーオプションと諸費用は含まれません。
※据置価格のお支払にあたっては、据置価格のほか、2年間または3年間の据置手数料のお支払が必要です。
※新たなマセラティへのお乗換えの際は車両のご精算が発生いたします。(据置価格は車両買取を保証するものではございません)
※据置価格の分割払い(再分割)を選択された場合は、その期間に応じた手数料が発生いたします。(金利はその時点での金利が適用されます)
※詳しくはマセラティ正規ディーラーへお問い合わせください。

 

 

取材・文/内田俊一 撮影/永井浩 
※本インタビューは、2019年1月25日に収録したものです。