ユーザーごとに選択肢がある「トリデンテプラン」
前回、イタリアの自動車ブランド「マセラティ」の魅力の一端をお伝えした。今回は、そのマセラティの賢い買い方、ファイナンスについてご紹介していく。
「ほかのメーカーと同様に、さまざまな購入方法がマセラティにもあります」と語るのはマセラティ ジャパン株式会社シニア・エリア・セールスマネージャーの齋藤学氏だ。
大きくはストレートタイプと呼ばれる月々均等払いのほかに、個人向けにはトリデンテプラン(据置タイプのオートローン)、法人向けにはマセラティリーシングプログラムが主流となっており、対象となるユーザーに向け最適なプランが提案されている。いずれも車両価格の一部を最終回の支払い分として据え置くことで、月々の支払い金額を抑えられるメリットがある。さらに、リースの場合は、税金や保険なども一括で支払額に組み込むことが可能なため、経理処理上も簡易になる。
「満了した時に、①据置価格を一括で支払う、②新しいマセラティへの乗り換え、③据置価格を再分割して支払う(再ローン)という3つのオプションが選べることから、我々のキーアイコンであるトライデントにかけてトリデンテプランと呼んでいます」(齋藤氏)。
[図表1] トリデンテプラン イメージ
このプランや、同じく残価設定型の法人向けマセラティリーシングプログラムのポイントは、据置価格にある。この金額を高く設定できれば、前述した通り月々の支払額をより低く抑えることができるうえ、新しいマセラティに乗り換える際などにも活用できる。しかし、例えば数年後に設定した据置価格と実際の査定価格との間に乖離は発生しないのだろうか。
「昨年を例に挙げますと、マセラティの中古車の販売も非常に順調で、過去最高の台数を売り上げています。今後もそれなりの高価格帯で2~3年後も流通するであろうという予測を立てていますので、この据置価格もここ最近は、やや強気の設定をしています」(齋藤氏)
「トリデンテプラン」を利用するメリットとは?
「今、お乗りの他メーカーのクルマと比較して、マセラティの新車の車両価格が仮に300万円高いとします。現金でお支払いの場合には、かなりの差を感じられるかもしれません。しかし、残価設定の据置プランを利用することで、現在、他メーカーのクルマで仮に月々10万円お支払いだとすれば、わずか数万円プラスすることでマセラティに乗ることができるのです」(齋藤氏)。
支払い方の一例を示してみよう。
マセラティ・ギブリの場合、965万円が車両価格である。頭金0円で3年タイプを選択すると月々14万5,900円、5年タイプでは12万2,800円だ。残価を見ると3年で482万円(50%)、5年で289万円(30%)と、残価率は他メーカーと同等か高めである。この金額は保証ではないが、マセラティ ジャパンが予測する数年後の流通価格をもとに適正に設定されているので、むやみに高い金額(あるいは低い金額)にはなっていない。
[図表2] トリデンテプラン支払い例比較(※)
「前回お話ししたように、特別な日常を味わえるのであれば、決して高い買い物ではないと思います。人間の五感のすべてに訴えてくるマセラティを、じっくりと感じていただきたいですね」(齋藤氏)。
トリデンテプランを利用して、3年、あるいは5年周期で、最新のマセラティに乗り換えるもうひとつのメリットがある。それは、最先端の安全運転支援システムや最新機能が搭載されたクルマに乗ることができるということ。ビジネスで自らが、日常で大切な家族が運転をすることを考慮すれば、常に安全面でも進化したマセラティに乗ることがベストの選択ではないだろうか。
次回は、マセラティ ジャパンが提案する新しいファイナンスプラン「UNO」をご紹介する。
※「Tridente Plan」は据置価格での車両買取を保証するものではありません。
※ローンのお申込み時期により、適用金利が異なる場合がございます。
※ご契約の際には頭金(お支払総額から据置価格を引いた金額)が必要となります。
※据置価格は車両本体価格(税込)の一部+メーカーオプション(税込)となり、ディーラーオプションと諸費用は含まれません。
※据置価格のお支払にあたっては、据置価格のほか、その期間に応じた据置手数料のお支払が必要です。
※新たなマセラティへのお乗換えの際は車両のご精算が発生いたします。(据置価格は車両買取を保証するものではございません)
※据置価格の分割払い(再分割)を選択された場合は、その期間に応じた手数料が発生いたします。(金利はその時点での金利が適用されます)
※詳しくはマセラティ正規ディーラーへお問い合わせください。