私たちは将来のお金についてどのように考えるべきなのでしょうか?起業支援の専門家である新井一氏が、著書『誰でもできるけど、みんな気づいていない! 1億円稼いでいる人は何をしているのか?』(総合法令出版)で、お金との向き合い方をまとめています。今回は、お金の時間的価値について本書の中からを抜粋して紹介。ぜひ参考にしてください。

同じお金でも今日と明日で価値は変わる

フロー思考になって、将来のお金のことを考える上で、皆さんにぜひとも学んでいただきたいことがあります。それが、「お金の時間的価値」です。

 

お金にはさまざまな価値がありますが、お金には「時間的価値」というものがあります。

 

これは、超簡単に言ってしまえば、今日の1000円というお金と明日の1000円というお金の価値は全く違うという話です。

 

普段生活していると、あまり気づかないことなのですが、フローを増やしたい時に必要になる考え方なので、覚えておきましょう。

 

仮に皆さんに借金があるとしましょう。いくらでもいいです。たとえば、100万円借金があるとします。その借金をすべて今日、返済しなければなりません。しかし、手元には100万円はありません。

 

ところが明日には、その借金と同額のお金である100万円が入ってくる予定です。

 

しかし、明日、お金が入ってくるといっても、今日はお金がありませんので、借金を返すことができません。

 

ここが重要なのです。仮に、「100万円を110万円にして返すなら、今すぐお金を貸すよ」という人が現れたら、借りる当てがないあなたは、その人から100万円を借りて、今日100万円の借金を返すことができますが、明日以降、110万円を返さなくてはなりません。10万円も借金が増えてしまったのです。

 

もし、闇金ウシジマくんみたいに、「明日、200万円にして返すなら貸してやる」という人しかいなかった場合はどうでしょうか? あなたの選択肢は、100万円の借金を返すために、今日100万円を借り、明日以降に200万円を返すしかないのです。

お金の時間的価値がマイナスになってはいけない

さて、考えてみてください。今日のお金の価値と明日のお金の価値の違いです。今日、100万円が手元にあれば、そのお金は100万円の価値だったはずなのです。

 

しかし、今日100万円を持っていなかったばかりに、ウシジマくんから200万円を借りてしまえば、明日もらえる100万円の価値はマイナス100万円になります。

 

もちろん、これは極端な例なので、実際にはこんなことは起こりませんが、拡大して言うと、お金の価値は、そのお金が必要になるタイミングに合わせて変わるということになります。

 

ストックが小さく、必要なタイミングで必要なお金を準備できない時には、お金を借りることになります。借りたお金には、少しずつ利息や手数料が加算されます。もちろん、借金自体は悪いことではありません。

 

たとえば、不動産投資を始める場合には、自己資金の何倍ものお金を借り入れることが多くなります。ですが、利息や手数料以上に入ってくるフローがあれば、何も問題ありません。

 

しかし、生活や娯楽のために、お給料以上のお金を使ってしまい、その埋め合わせのために借金をする場合には、お金の時間的価値はマイナスに働きます。

 

借りては返す、そんなことをやっているうちに、借金が膨れ上がり、人生設計も狂ってしまいます。大きなストックを持たない私たちこそ、お金の時間的価値がマイナスにならないよう意識しておくことが大切です。

※本連載は、新井一氏による著書『誰でもできるけど、みんな気づいていない! 1億円稼いでいる人は何をしているのか?』(総合法令出版)より一部を抜粋・再編集したものです。

誰でもできるけど、みんな気づいていない! 1億円稼いでいる人は何をしているのか?

誰でもできるけど、みんな気づいていない! 1億円稼いでいる人は何をしているのか?

新井 一

総合法令出版

お金に対する常識が劇的に変わる! 1万人の起業家を育て上げた起業のプロによるお金の本。お金の捉え方はフロー(流れ)とストック(貯蓄)の2つの面で捉えられます。これまで80年代のバブル期までは日本はストック思考で…

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