スキャルピングで有効なテクニカル指標と、初心者でもやりやすい取引手法を紹介します。値動きに振り回されて思うように利益を出せない方や、短い時間の取引でも優位性の高いエントリーポイントを見つけたい方が、自分に合うテクニカル指標に出会えます。
スキャルピングに適したテクニカル5選と手法!勝率を上げる8つのコツ

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「スキャルピングでテクニカル分析って必要?」

「値動きに振り回されて思うように利益が出せない」

「優位性の高いエントリーポイントを見つけたい」

といった悩みを持つ人は多いでしょう。

 

スキャルピングは数秒~数分という短い時間で取引を繰り返すので、慣れてくると相場分析が面倒になり、「感覚でエントリーしても勝てるのでは?」と思いがちです。

 

たしかに相場分析をしなくても、たまたま良い方向にレートが動いて利益が出るケースはあるでしょう。

しかし、テクニカル分析をして優位性の高いポイントに絞ってエントリーした方が勝率が上がり、結果的に感覚で取引するより利益を得やすくなります。

 

そこで今回は、スキャルピングにおけるテクニカル分析の重要性とともに、シンプルにエントリータイミングを把握する方法を紹介します。

 

記事内容を実践すれば、使いやすいテクニカル指標を使ってスキャルピングの勝率をアップできますよ。

 

この記事でわかること
・スキャルピングにおけるテクニカル分析の重要性
・スキャルピングに適したテクニカル指標を選ぶ3つのポイント
・スキャルピングに有効なテクニカル指標5選
・テクニカル分析を用いた順張りスキャルピング手法5選
・テクニカル分析を用いた逆張りスキャルピング手法3選
・テクニカル分析でスキャルピングの勝率を上げる7つのコツ
・テクニカル分析がしやすくスキャルピング公認のFX会社2選
・スキャルピングのテクニカル分析に関するFAQ

 

FXのスキャルピングとは
スキャルピングにおけるテクニカル分析の重要性
スキャルピングに適したテクニカル指標を選ぶ3つのポイント
有名な指標
仕組みがシンプル
トレンド系とオシレーター系を組み合わせる
スキャルピングに有効なテクニカル指標5選
①トレンドライン(トレンド系)
②移動平均線(トレンド系)
③ボリンジャーバンド(トレンド系)
④MACD(オシレーター系)
⑤RSI(オシレーター系)
トレンドラインを用いたスキャルピング手法5選
①トレンドラインに沿った順張り
②レンジ相場での逆張り
③レンジブレイクを狙った順張り
④トレンドブレイクを狙った順張り
⑤ペナントからのブレイクを狙った順張り
テクニカル指標を組み合わせたスキャルピング手法2選
移動平均線とMACD
ボリンジャーバンドとRSI
テクニカル分析でスキャルピングの勝率を上げる8つのコツ
①順張りを基本とする
②メジャー通貨で行う
③ボラティリティが大きい時間帯を狙う
④マルチタイムフレーム分析をする
⑤だましに備えて必ず損切り注文を出す
⑥テクニカル指標を組み合わせる上限は3つ
⑦ファンダメンタルズを意識し過ぎない
⑧取引記録を振り返って改善する
テクニカル分析がしやすくスキャルピング向きのFX会社3選
スキャルピングのテクニカル分析に関するFAQ
Q. テクニカル分析をしなくても勝てますか?
Q. 紹介された手法以外では勝てませんか?
Q. スキャルピング以外でも使えますか?
まとめ テクニカル分析でスキャルピングの勝率をアップさせよう!

FXのスキャルピングとは

FXのスキャルピングは数秒~数分という短い時間で取引を繰り返し、1回数pipsの小さな利益を積み上げる取引スタイルです。

 

取引の時間が短く1回の利益が少ないため、相場分析をせずに感覚で取引すると利益は不安定になります。

 

なぜなら、感覚に頼った取引は優位性の低いポイントでエントリーする恐れがあるためです。

 

スキャルピングの勝率をアップさせるにはテクニカル分析が重要です。

 

スキャルピングにおけるテクニカル分析の重要性

スキャルピングでテクニカル分析が重要な理由は次の2つです。

 

・優位性の高いエントリーポイントを見つけられる
・相場予測に根拠を持たせてくれる

 

優位性の高いタイミングでエントリーすれば、予想どおりにレートが動いて利益を出しやすくなります。

 

また、相場予測の根拠が明確になれば勝ち負けの原因を振り返り、より勝率の高い手法に絞って取引することができますよ。

 

テクニカル指標は「インジケーター(Indicator=表示、指針)」とも呼ばれ、数十種類も存在しますが、すべてを使う必要はありません。

私も使いやすい指標を5つに絞り、その中から2~3個を組み合わせてスキャルピングで使っています。

スキャルピングに適したテクニカル指標を選ぶ3つのポイント

スキャルピングで使うテクニカル指標の選び方

 

スキャルピング向けのテクニカル指標を選ぶポイントは3つあります。

 

・有名な指標
・仕組みがシンプル
・トレンド系とオシレータ系を組み合わせる

 

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

 

有名な指標

ひとつ目は有名なテクニカル指標である点です。

 

理由は、同じ指標のサインを使うトレーダーが多くなり、予測通りの値動きになりやすいからです。

 

よく使われているテクニカル指標であれば、使い方や手法の情報も探しやすいので、実践に取り入れやすいメリットもあります。

 

仕組みがシンプル

2つ目のポイントは、シンプルなテクニカル指標を使うことです。

 

スキャルピングでは短い時間に素早い取引判断が求められるため、テクニカル指標の使いやすさは非常に大切。

 

複雑な指標だと、判断に迷う間にエントリーチャンスを逃す原因になります。

 

トレンド系とオシレーター系を組み合わせる

トレンド系とオシレーター系のテクニカル指標を組み合わせるのもポイントです。

 

なぜなら、種類の違うサインが重なると相場分析の精度がより高まるからです。

 

【トレンド系の特徴】
過去の値動きから将来のトレンドを予測する

【オシレーター系の特徴】
レートの騰落状況(売られすぎ・買われすぎ)から反転のサインを予測する

 

次でトレンド系の指標を3つ、オシレータ系を2つ紹介しますね。

スキャルピングに有効なテクニカル指標5選

スキャルピングに適したテクニカル指標は次の5つです。

 

【トレンド系】
・トレンドライン
・移動平均線
・ボリンジャーバンド

【オシレーター系】
・MACD
・RSI

 

それぞれの特徴とサインの読み方を見ていきましょう。

 

 

あわせて読みたい:【手法付き】FXのスキャルピングに最適なインジケーター5種類を紹介

 

①トレンドライン(トレンド系)

トレンドラインはチャートの安値同士または高値同士を結んだ直線で、最も基本的な指標です。

 

スキャルピングで使うテクニカル指標「サポートライン」
スキャルピングで使うテクニカル指標「レジスタンスライン」

 

安値同士を結んだ右上がりの直線をサポートライン(支持線)といい、そのラインに安値を支えられる形でチャートが上昇します。

 

一方、高値同士を結んだ右下がり直線をレジスタンスライン(抵抗線)といい、そのラインに高値を抑えられる形でチャートが下落します。

 

チャートが水平な2本のトレンドラインに挟まれて、上下を繰り返す場合はレンジ相場です。

 

②移動平均線(トレンド系)

スキャルピングで使うテクニカル指標「移動平均線」

 

移動平均線は、過去の為替データから平均的な値動きをチャートに表したものです。

 

短期・中期・長期の3本線の傾きや位置関係を見てサインを読みます。

 

【上昇のサイン】
・ゴールデンクロスの発生(短期線が長期線を下から上に抜ける)

【下落のサイン】
・デッドクロスの発生(短期線が長期線を上から下に抜ける)

 

上昇のサインは、長期線が右上がりかつ短期線が垂直に近い角度で上に抜けたゴールデンクロスほど強くなります。

 

下落のサインの場合は、長期線が右下がりかつ短期線が垂直に近い角度で下に抜けたデッドクロスほど強いです。

 

③ボリンジャーバンド(トレンド系)

スキャルピングで使うテクニカル指標「ボリンジャーバンド」

 

ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に3本ずつ引いた‐3σ~+3σのバンドです。

 

バンドとチャートの位置関係からレートの過熱感を測ります。

 

チャートが-3σに近いほど売られすぎで、反発する可能性が高くなります。

 

逆に+3σに近いほど買われすぎなので、反落する可能性が高いです。

 

実践では-3σ付近で買い、+3σ付近で売るという逆張り手法で使う。

収まる確率が95%という理由から、±2σまでしか表示しないトレーダーも多いぞ。

 

④MACD(オシレーター系)

スキャルピングで使うテクニカル指標「MACD」

 

MACDは「マックディー」と読み、移動平均線を応用したテクニカル指標です。

 

MACD線とシグナル線の傾きと位置関係からサインを読みます。

 

【上昇のサイン】
・ゴールデンクロスの発生(MACD線がシグナル線を下から上に抜ける)

【下落のサイン】
・デッドクロスの発生(MACD線がシグナル線を上から下に抜ける)

 

シグナル線が右上がりかつMACD線が垂直に近い角度で上に抜けたゴールデンクロスほど強く、MACD線が右下がりかつシグナル線が垂直に近い角度で下に抜けたデッドクロスほど強いです。

 

また、MACDの0ラインから遠くで発生したゴールデンクロス・デッドクロスほどサインが強いという特徴があります。

 

⑤RSI(オシレーター系)

スキャルピングで使うテクニカル指標「RSI」

 

RSIは「Relative Strength Index(=相対力指数)」の略で、ボリンジャーバンドと同様にレートの過熱感を読む指標です。

 

0~100の間で動くのが特徴で、一般的には30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎと判断します。

 

RSIは売られすぎ水準で反発を狙って買い、買われすぎの時は反落を予測して売るという逆張り手法で使います。

トレンドラインを用いたスキャルピング手法5選

トレンドラインを使ったスキャルピング手法を5つ紹介します。

 

①トレンドラインに沿った順張り
②レンジ相場での逆張り
③レンジブレイクを狙った順張り
④フラッグからのブレイクを狙った順張り
⑤ペナントからのブレイクを狙った順張り

 

実際に私も使っていて、シンプルなので初心者でもやりやすいと思います!

 

①トレンドラインに沿った順張り

ひとつ目はトレンドラインに沿った順張り手法です。

 

上昇トレンドに対しては買い、下降トレンドに対しては売りで取引します。

 

順張りは初心者でもサインを見つけやすく、トレンドに乗れた時に大きく利益を伸ばしやすいのが特徴です!

 

【順張り買いで利益を狙う手順】

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使った買い取引

 

  • チャートの安値同士を結んだ時に、右上がりのサポートラインになればチャンス
  • 次の波でチャートがサポートラインまで下がったポイント(押し目)で買いエントリー
  • 予想に反してチャートが下落し、サポートラインを割り込んだら損切り

 

 

【順張り売りで利益を狙う手順】

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使った売り取引

 

  • チャートの高値同士を結んだ時に、右下がりのレジスタンスラインになればチャンス
  • 次の波でチャートがレジスタンスラインまで上がったポイント(戻り目)で売りエントリー
  • 予想に反してチャートが上昇し、レジスタンスラインを超えたら損切り

 

②レンジ相場での逆張り

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使ったレンジ取引

 

2つ目はレンジ相場を狙った逆張り手法です。

 

水平な2本のトレンドラインの中で上下を繰り返すレンジ相場で、安値買い・高値売りを繰り返して利益を出します。

 

この手法はレンジが続く限り利益を出せるものの、ブレイクすると値動きに勢いがついて含み損が膨らむので、レンジを抜けたところ損切り注文を出しながら行いましょう。

 

③レンジブレイクを狙った順張り

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使ったレンジブレイク取引

 

3つ目はレンジブレイクの勢いに乗る手法です。

 

上方向のブレイクを狙う場合、レジスタンスラインの少し上に逆指値の買いエントリー注文を出します。

 

下方向のブレイクを狙う場合は、サポートラインの少し下に逆指値の売りエントリー注文を出しましょう。

 

ブレイクに失敗してレンジに戻ったら一旦損切りして、レンジが続く限り逆張り手法で利益を出し、ブレイクしたら再度逆指値注文でエントリーです。

 

④トレンドブレイクを狙った順張り

4つ目はトレンドブレイクを狙った順張り手法です。

 

レンジブレイクと同様、トレンド相場もブレイクすると値動きに勢いがつきやすい性質を利用します。

 

【上昇トレンドのブレイクを狙う場合】

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使ったトレンドブレイクの売り取引

 

  • サポートラインを割り込んだところに逆指値の売りエントリー注文を出す
  • ブレイク後のレートが下に伸びず、ブレイク前の安値まで戻したら損切り

 

 

【下降トレンドのブレイクを狙う場合】

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使ったトレンドブレイクの買い取引

 

  • レジスタンスラインを超えたところに逆指値の買いエントリー注文を出す
  • ブレイク後のレートが上に伸びず、ブレイク前の高値まで下がったら損切り

 

⑤ペナントからのブレイクを狙った順張り

スキャルピングでテクニカル指標「トレンドライン」を使ったペナントブレイク取引

 

5つ目はペナントのブレイクを狙う手法です。

 

ペナントとはサポートラインとレジスタンスラインが交わり、三角形の旗に似た形のチャートパターンです。

 

ペナントの先端までチャートが進むと、上か下どちらかにブレイクしやすいので、順張りエントリーで利益を狙います。

テクニカル指標を組み合わせたスキャルピング手法2選

テクニカル指標は単体よりも、トレンド系・オシレータ系を組み合わせた方がサインが強くなり、予測精度がアップします。

 

・移動平均線とMACD
・ボリンジャーバンドとRSI

 

相性の良い組み合わせと取引手法を2つ紹介しますね。

 

移動平均線とMACD

スキャルピングで組み合わせるテクニカル指標「移動平均線」と「MACD」

 

移動平均線とMACDはおすすめの組み合わせです。

 

なぜならサインが遅い移動平均線の弱点をカバーできるからです。

 

逆にMACDだけを見てエントリーすると、サインが早すぎてだましに遭うおそれがあります。

 

移動平均線とMACDのサインが一致するタイミングを待ちましょう。

 

ボリンジャーバンドとRSI

スキャルピングで組み合わせるテクニカル指標「ボリンジャーバンド」と「RSI」

 

ボリンジャーバンドとRSIの組み合わせも相性が良いです。

 

理由はどちらも相場の過熱感を測る指標で、両者が一致すればチャートが反転する可能性がより高まるためです。

 

具体的にはチャートが+3σのバンドにタッチし、かつRSIが70以上の水準なら反落の可能性が高いので売りエントリーします。

 

逆にチャートが-3σのバンドにタッチし、かつRSIが30以下の水準では反発の可能性が高いので買いエントリーです。

テクニカル分析でスキャルピングの勝率を上げる8つのコツ

テクニカル分析でスキャルピングの勝率を上げるには、8つのコツがあります。

 

①順張りを基本とする
②メジャー通貨で行う
③ボラティリティが大きい時間帯を狙う
④マルチタイムフレーム分析をする
⑤だましに備えて必ず損切り注文を出す
⑥テクニカル指標を組み合わせる上限は3つ
⑦ファンダメンタルズを意識し過ぎない
⑧取引記録を振り返って改善する

 

実践していない項目があれば手法に取り入れて、さらなる勝率アップを図りましょう!

 

 

あわせて読みたい:【7戦法】FXのスキャルピング勝ち方をご紹介!初心者OK今すぐ実践

 

①順張りを基本とする

スキャルピングでテクニカル分析をする際は順張りが基本

 

順張りを基本のスタンスでスキャルピングしましょう。

 

なぜなら逆張りよりも優位性の高いエントリーポイントを見つけやすいからです。

 

順張り手法に慣れてきたら、逆張りと併用すればより多くのエントリーチャンスを見つけられますよ。

 

②メジャー通貨で行う

2つ目のコツは、流通量が多いメジャーな通貨ペアで取引することです。

 

流通量が多ければテクニカル分析が効きやすく、値動きを予測しやすいためです。

 

米ドル/円は全通貨ペアの中でスプレッドが最も狭いので、取引回数が多いスキャルピングでもコストを抑えて取引できますよ。

 

③ボラティリティが大きい時間帯を狙う

スキャルピングでテクニカル分析をする際は値動きのある時間帯がおすすめ

 

ボラティリティ(レートの変動幅)が大きい時間帯に取引するのもコツです。

 

理由はボラティリティが大きいと、スキャルピングで利益を出すチャンスが増えるためです。

 

ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる日本時間21時以降は、市場参加者が増えてボラティリティが大きくなります。

 

その時間帯なら取引1回あたりに狙える利幅が大きくなりやすく、効率的にスキャルピングで稼げるぞ。

 

④マルチタイムフレーム分析をする

4つ目のコツはマルチタイムフレーム分析です。

 

これはメインで取引する時間足よりも長期足のトレンドを分析して、短期足が長期足と同じトレンドになりやすい性質を利用する手法です。

 

長期足が上昇トレンドなら、短期足も上昇トレンドになりやすいと考えて買い目線で戦略を立てます。

 

スキャルピングでよく使う1分足、5分足、15分足と組み合わせる長期足は次のとおりです。

 

  • 1分足(メイン)、5分足、15分足、30分足
  • 5分足(メイン)、15分足、30分足、1時間足
  • 15分足(メイン)、30分足、1時間足、4時間足

 

⑤だましに備えて必ず損切り注文を出す

スキャルピングでテクニカル分析をする際は必ず損切りポイントを決める

 

だまし(サインどおりにチャートが動かないケース)に備えて、必ず損切り注文を出してください。

 

だましに遭うとポジションに含み損が出るので、損失が膨らむ前に早めの損切りを心がけましょう。

 

特に、小さな利益を積み上げるスキャルピングで損切りが遅れると、それまでの利益を一気に失う恐れがあるので注意が必要です!

 

⑥テクニカル指標を組み合わせる上限は3つ

チャートに表示させるテクニカル指標は、多くても3つまでにとどめましょう。

 

多すぎると混乱をまねく恐れがあり、エントリーのチャンスをつかみにくくなるからです。

 

また、短い時間で素早い取引判断が必要なスキャルピングで多くの指標を使うと、分析の負担が増えて発注の遅れや判断ミスの原因になります。

 

⑦ファンダメンタルズを意識し過ぎない

ファンダメンタルズ(経済指標や要人発言)を意識し過ぎないようにするのも大切です。

 

なぜなら判断に迷いが生じて、取引のチャンスを逃す原因になるためです。

 

ただし、重要な経済指標の発表やイベントによる相場の急変に巻き込まれて大損する恐れがあるので、ファンダメンタルズが発表される日時は事前に把握しておきましょう。

 

特に初心者は、経済指標の発表前後は値動きが荒れるので取引を控えるのが無難ですよ。

 

⑧取引記録を振り返って改善する

スキャルピングでテクニカル分析をする際は取引を記録しよう

 

取引の記録を毎回つけ、定期的に振り返って手法を改善してください。

 

なぜなら勝ち負けの原因を知って利益が出る条件の取引を増やせば、儲けやすくなるためです。

 

下記5つの条件を記録すれば、問題点を見つけて改善しやすくなりますよ。

 

  • 通貨ペア
  • 取引時間
  • 取引量
  • エントリーと決済の根拠
  • 決済損益

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スキャルピングのテクニカル分析に関するFAQ

スキャルピングのテクニカル分析に関する疑問

 

スキャルピングのテクニカル分析に関するFAQを3つ紹介しますので、疑問がある方はここで解消しておきましょう!

 

Q. テクニカル分析をしなくても勝てますか?

A. テクニカル分析をしなくても利益を出すことは可能です。

 

ですが、テクニカル指標のサインを根拠に取引する方はたくさんいるので、同じやり方を取り入れれば相場予測の精度がアップします。

 

また、取引判断に根拠が備わるので、結果を振り返って利益が出やすい手法に絞れば、より収益性が高まりますよ。

 

Q. 紹介された手法以外では勝てませんか?

A. 今回紹介した手法でなくてもスキャルピングで利益を出せます。

 

なぜなら、世界にはさまざまなテクニカル指標を使って取引するトレーダーがいるためです。

 

同じ手法でも相場の状況が変わると勝率も変わるので、常に結果を振り返り、相場の状況に応じて勝率の高い手法を選ぶのが大切ですよ。

 

Q. スキャルピング以外でも使えますか?

A. この記事で紹介したテクニカル指標は、スキャルピング以外の取引スタイルでも使えます。

 

デイトレードやスイングトレードでも幅広く使える基本的な指標だからです。

 

  • デイトレードなら30分足~日足
  • スイングトレードなら1時間足~週足

 

上記のチャートでマルチタイムフレーム分析すれば、スキャルピングと同じサインを応用できますよ。

まとめ テクニカル分析でスキャルピングの勝率をアップさせよう!

上記で紹介した「テクニカル分析を使ったスキャルピング手法」を実践すれば、スキャルピングで思うように勝てなかった方でも、優位性の高い取引手法を身につけて勝ちやすくなりますよ。

 

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

 

・優位性の高いエントリーポイントを見つけるにはテクニカル分析が必須
・トレンドラインや移動平均線なら時間をかけずにサインを探せる
・2〜3個のテクニカル指標を組み合わせて予測精度をアップさせよう

 

スキャルピングは短い時間で多くの取引をするため、テクニカル分析が面倒になり、つい感覚でエントリーしがちです。

 

相場分析の負担を抑えるため、この記事では初心者でもやりやすい手法を取り上げましたので、ぜひ使ってみて勝率アップを体験してもらえると嬉しいです!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

参考元