外国人旅行者を効率よく呼び寄せる「SNS」の活用術

前回は、インバウンド観光客の誘致のために解決すべき「3つの課題」を取り上げました。今回は、外国人旅行者を効率よく呼び寄せる「SNS」の活用術を見ていきます。

SNSに投稿すれば、一瞬で世界へ発信される

ITの発達により、世界中から観光客が日本へ足を運ぶきっかけは、インターネットによるものが圧倒的に多くなっていると考えられます。

 

ITの発達は、さまざまな場面で大きな変革をもたらしています。まさに今異国で起きていることがツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど、SNSにより一瞬にして世界に発信されていきます。さまざまな歌手やエンタテイナーがユーチューブを介して、一躍世界に躍り出たケースを私たちは何度も目にしています。

 

旅行客もしかり。自分たちが経験したことをただちにSNSにのせて世界中の人々と情報をシェアしたいと思っています。そこで褒められたり、好印象をもたれたりした店やホテルにはたくさんの外国人客が足を運ぶようになり、店やホテルは労せずして、新しいお客様を掘り起こすことになります。

地方の一神社が観光の目玉スポットに!?

皆さんはテレビなどで「猫島」を見たことがあるでしょうか。日本には多くの猫島がありますが、宮城県石巻市の田代島はその代表格。この島の情報は写真とともに多くのインターネットサイトに掲載され、その写真や情報に触れた観光客が国内外から押し寄せています。高齢化が進んだ過疎の町が今や世界の観光客の注目を集めているのです。

 

かたや、タイ人が好きなのが、佐賀県です。なぜ? と思われるかもしれませんが、これもまさに口コミ。佐賀県にある祐徳稲荷神社がタイで放映されたドラマや映画のロケ地に取り上げられたことで、タイで人気が爆発しました。13年からタイ人の日本への入国手続きを緩和した国の政策の後押しもあって、多くの日本人が知らなかった地方の一神社が今や観光の目玉スポットとなっています。

 

これらの事例は、日本全国どこの地でも脚光を浴びる可能性があることを物語っています。そのような状況を受けて、地方から発信していくことは今後強力なツールにもなります。

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連載旅行者に求められる「インバウンド観光サービス」

株式会社RADIANT 代表取締役

新潟大学人文学部英米文化課程卒業後、米国系航空会社(旧NW)日本支社に入社。旅客部門、機内サービス部門を経て、アジア地区における接遇教育専任担当として、接客力をもつ多くの社員を職場に送出。退社後、神田外語学院エアライン科講師を経て、株式会社早稲田総研インターナショナル(現:早稲田大学アカデミックソリューション)の英語コミュニケーションクラスの講師として大学の講座で教壇に立つ。
その後、株式会社RADIANT設立。ヒルトン東京ベイを皮切りに、マンダリンオリエンタルホテル東京、東京ステーションホテル等の大手ホテルにて、英語接遇研修を行う。その他、大手製薬会社、医療メーカー等の社内研修においても高い評価を得ている。

著者紹介

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

村田 志乃

幻冬舎メディアコンサルティング

サービス・ホスピタリティ業界に携わるすべての人に贈る外国人観光客をリピーターにする方法! ●日本人のおもてなしが外国人に伝わりにくい理由 ●「あいづち」「聞き返し」の英語とは? ●接客における「魔法の言葉」ma…

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