前回は、おもてなしを「ビジネスの収益」に直結させる方法を説明しました。今回は、2020年を前に、サービス業に従事する人々が「世界基準のおもてなし」を身につけるべき理由を見ていきます。

「状況改善」「創意工夫」が自在にできるサービス業

サービス業というと「繰り返しの業務の連続」「ルーティンワーク」であると考える人がいます。仕事に飽きてしまったと言っては、渡り鳥のように職場から職場へと渡り歩く人が多いのも事実です。

 

しかし、私はサービス業とは大変創造的・クリエイティブな仕事だと思っています。クリエイティブゆえに、いくらでも状況を改善し、創意工夫をしながら、どんどん高みを目指していける仕事だと思います。

 

人を幸せにし、人が幸せになることによって自分も幸せになれる大変素晴らしい職業であることを私はぜひ、伝えていきたいと願っています。わずかな言葉の選び方によってお客様の気持ちが大きく違ってくることもたびたび経験してきました。怖い反面、心躍ることでもあります。そのひと言は、あなたとお客様をつなぐ魔法の言葉なのです。

2020年はホスピタリティ業界にとってチャンスの年

2020年東京オリンピックはホスピタリティ業界の方々にとって、またとないクリエイティブな機会です。このチャンスを、ぜひとも生かしていただきたいと思います。それに向けて準備を整えていきましょう。日本のおもてなしを世界基準のおもてなしにするために、サービス業に携わる人は一人として傍観者になっていてはいけません。

 

実践的な内容については、連載グローバルで選ばれる「外国人観光客をリピーターにする」接客術』で事例を挙げて詳しく解説しています。ぜひご一読ください。

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

外国人観光客をリピーターにする 世界基準の「接客サービス」

村田 志乃

幻冬舎メディアコンサルティング

サービス・ホスピタリティ業界に携わるすべての人に贈る外国人観光客をリピーターにする方法! ●日本人のおもてなしが外国人に伝わりにくい理由 ●「あいづち」「聞き返し」の英語とは? ●接客における「魔法の言葉」ma…

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