観光都市「京都」を構成する5つのエリアとは?

前回は、行政の「街づくり」から見る京都不動産投資の留意点について取り上げました。今回は、観光都市「京都」を構成する5つのエリアのうち、洛中エリアについてみていきます。

「洛中・洛東・洛西・洛南・洛北」に分かれる京都市

行政が進める都市計画とは別に、投資対象となる街を知る上では、その街がどのような歴史的経緯を持って発展してきたのかを知ることも重要です。また、京都のような観光都市においては、街のあちこちに観光スポットとなる古い寺院や史跡などが残っています。不動産投資を考える上でもこれら観光資源について知ることは何かと役に立ちます。

 

京都市は、アメリカの有名旅行誌「Travel+Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」が発表した2015年世界の人気都市ランキングで1位に選ばれました。2014年に続いての連覇となり、観光地として世界的に注目を集めています。

 

京都市は大まかに「洛中、洛東、洛西、洛南、洛北」と呼ばれる5つのエリアに分けられます。

 

京都の中心部を指す「洛」という言葉は、今でも京都の至る所で見かけます。地方から東京へ行くことを「上京」と言いますが、地方から京都へ行くことは「上洛」と言われています。

 

平安京は中国の都、長安と洛陽をモデルに設計されたと言われていますが、平安京の中央をはしる朱雀(すざく)大路から西側の右京は長安、東側の左京は洛陽の影響を強く受けており、そのため右京は長安、左京は洛陽と呼ばれていたそうです。その後、右京は次第に衰退し、左京の別称であった洛陽が、平安京そのものの別称として残ったのです。

繁華街から御所まで・・・京都の中心「洛中エリア」

<洛中エリア>

 

洛中エリアは、京都市内で一番資産価値が高いと言われている田の字地区をはじめ、京都で最もにぎわう四条河原町など、繁華街が広がっています。

 

京都では京都の中心部を「洛中」、周辺を「洛外」と分けて呼びならわしており、洛中は「京都の中の京都」であるといえます。

 

では、洛中と洛外の境界線はどこになるかというと、豊臣秀吉が天下統一後、京都の周囲に築いた御土居の内側が洛中、その外側が洛外という認識です。

 

現在の行政区分でいくと京都市の中心部を占める上京(かみぎょう)、中京(なかぎょう)、下京(しもぎょう)の三区が洛中、それ以外が洛外といえるでしょう。

 

古くからの老舗飲食店やホテル、百貨店も数多くあり、ショッピングスポットが充実しています。京の台所・錦市場もこのエリアです。河原町の繁華街を北に行くと、御所(京都御苑)エリアです。学問の神様・北野天満宮や二条城などは、修学旅行の定番コースになっています。

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連載市内のエリアごとに見る「京都不動産」の特徴

日本ホールディングス株式会社 代表取締役

1992年に日経ビルディング(現日本ホールディングス)の設立に参加。2011年、代表取締役に就任。顧客最重要の姿勢を徹底し、京都で唯一の投資用マンションディベロッパー会社を牽引。全国各地での新聞社等主催不動産投資セミナー、フェアにて多数の講演実績を持ち、京都の魅力を説く。

著者紹介

誰も知らない京都不動産投資の魅力

誰も知らない京都不動産投資の魅力

八尾 浩之

幻冬舎メディアコンサルティング

近年、不動産投資人気が過熱しており、将来の年金不安や資産運用など財テクの必要性から不動産投資を始める人が増えてきています。しかし、ブームが起こると競争が激化し、都市部では価格の高騰や建築コストの増加でマンション…

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