貯金を取り崩して滞納分を肩代わり…年金未納は放置せず「免除・納付猶予制度」も視野に

ヨシタケさんは、ミホさんを最寄りの年金事務所へ行かせ、未納期間や保険料額を確認させました。しかし、収入が不安定なミホさんには、滞納分を支払えるだけのお金がありません。

このままでは、自分たちの財産まで差し押さえられる可能性があります。夫婦で話し合った末、貯金1,000万円の一部を取り崩し、滞納分を肩代わりすることにしました。ミホさんは「必ず立て直すから」と頭を下げます。

ヨシタケさんは肩代わりする代わりに、半年以内を目安に安定した仕事を探し、今後の国民年金保険料は自分で納めるよう約束させました。

国民年金には、収入がない、あるいは収入が少ない人などを対象とした保険料免除制度や納付猶予制度があります。保険料の納付が難しい場合は、未納のまま放置せず、住所地を管轄する年金事務所や市区町村の国民年金窓口へ相談しましょう。

辻本 剛士
神戸・辻本FP合同会社
代表/CFP

※個人情報保護の観点から、登場人物の情報を一部変更しています。

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