「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は違う

高額な住宅を購入できる収入があることと、老後まで無理なく返済できることは同じではありません。世帯年収が高くても、高額な住宅ローン、教育費、親の介護、自分たちの老後資金が重なれば、家計に余裕はなくなります。

低金利の固定ローンで、十分な金融資産があり、年金や継続雇用収入から無理なく返済できるなら、手元資金を残す選択肢もあります。一方で「退職金を使い切らなければ完済できない」「夫婦の収入が減ると返済できない」「65歳時点の返済額が年金収入を上回る」という場合は、借入額や物件価格そのものを見直す必要があります。

高額なタワーマンションを購入してから後悔しないためにも、40代の今から老後までの返済予定表を作り、住宅ローン、教育費、老後資金など将来の支出を含めて確認しておきましょう。

武田 拓也
AFP

※プライバシー保護の観点から、実際の相談者および相談内容を一部変更しています。

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