「考えが甘かった…」現在は再就職で年収半減。余裕を持った資金計画の重要性

その後も資産の減少は止まらず、タケシさんは「このままでは老後の生活まで危なくなる」と考え、サイドFIREを諦めて会社員に戻ることを決意しました。

しかし、会社員として数年間のブランクもあり、以前と同じ条件での再就職は難しい状況でした。ようやく見つけた再就職先の年収は、以前の1,200万円の半分以下です。

「5,000万円あれば大丈夫だと思っていたけど、考えが甘かった……」

タケシさんは今回の経験から、サイドFIREは決して簡単なものではないと痛感したといいます。

サイドFIREは、会社に縛られない働き方を実現できる選択肢の一つです。一方で、一度会社を離れると、以前と同じ働き方や収入に戻れるとは限りません。目の前の資産額だけで判断せず、その後の人生まで見据えたうえで、慎重に検討しましょう。

辻本 剛士
神戸・辻本FP合同会社
代表/CFP

※個人情報保護の観点から、登場人物の情報を一部変更しています。

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