約9万人が興味を持つ「注目の移住先」は…

満員電車や限られたパーソナルスペースなど、都心の暮らしは便利な一方で、少し窮屈さを感じる場面も少なくありません。止まらぬ家賃高騰も相まって、「地方移住」やUターン、Iターンを検討する人も増えています。こうしたなか、いま注目を集める市町村はいったいどこなのでしょうか?

面白法人カヤック(株式会社カヤック)は、地域に関わりたい人と、受け入れたい地域が“直接つながる”ことを目的としたプラットフォーム「スマウト」を運営しています。今回は、この「スマウト」で発表された「スマウト移住アワード2025」をもとに、「人気移住先ランキング2025【市区町村版】」TOP3を発表します。

【調査概要】
・集計期間:2025年4月1日〜2026年3月31日
・「興味ある」総数:10万1,855件
・参加地域数:日本国内635地域
※ 国内外の登録地域数1,186のうち、期間内にプロジェクトを公開した地域。
・ユーザー数:9万1,292人 
※ LINEの友達登録者を含む。
・累計プロジェクト数:5,218件

※ 期間内に地域が発信した情報に対し、スマウトユーザーが「ファボ(興味ある)」した数を集計し、ランキング化したもの。
※ 上記はすべて2026年3月末日時点の情報。

第3位:新上五島町(長崎県)

(新上五島町(長崎県)/PIXTA)
(新上五島町(長崎県)/PIXTA)

第3位にランクインしたのは、長崎県南松浦郡にある「新上五島町(しんかみごとうちょう)」でした。古くは遣唐使船の最後の寄港地として栄え、江戸時代には潜伏キリシタンが移り住んだ歴史を持つ「祈りの島」として知られる同町。町内には29の教会が点在し、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である頭ヶ島の集落も残されています。

豊かな海に囲まれ、飛魚(あご)や水イカなどの海産物やかんころ餅、五島手延うどんなど、島ならではの食文化も充実しています。移住支援も手厚く、2週間利用料無料のお試し住宅や婚活支援、町外から町内の小中学校への転学を受け入れる「しま留学」など、移住者を迎える環境が整っています。

「スマウト」で公開されたプログラムでは、漫画家オーナーが営むカフェの接客スタッフや、島の事業者と移住希望者をつなぐコーディネーター業務などが特に注目を集めました(現在は募集終了)。