親の施設入居、「資産状況不明」はトラブルの種に

入居する施設探しの前に早い段階で確認しておきたいことは「親の資産状況」です。親がどのくらいの資産や月々の収入があるのかを知っておかなければ、施設入居のための資金計画は立てられません。 

親のお金事情は子の立場からはなかなかたずねにくい話題ですが、最低限、月々の年金受給額だけでも把握しておきましょう。 

そしてきょうだいがいる場合は、いらぬ揉め事を避けるためにもしっかり情報共有することを忘れずに。

[図表1]親の資産状況を確認しよう

「絶対に子どもにはお金の話はしない」強引な追及が“親子関係の断絶”に

いくら必要とはいえ、貯蓄額や貯金通帳のありかといったプライバシーに踏み込むことは至難の業です。また、親が「話したくない」と意思表示しているにもかかわらず強引に聞き出すと、以後は「絶対に子どもにはお金のことは言わない」と断絶状態になりがちです。

このようなデリケートな話は「安心して老後を暮らすために一緒に考えよう!」などとポジティブな話題として切り出すことがポイント。また、ダイレクトに聞くのははばかられる、といった場合には「よその事例」から、徐々に「自分たちの問題」として話を寄せていくこともおすすめです。 

普段から親子の「対話」を心がけましょう。

[図表2]親の資産状況を聞き出すためのアイディア