「働き方改革」や「ワーク・ライフ・バランス」への意識が高まる昨今、「どれだけの時間で、どれだけ稼げるか」という視点をもつビジネスパーソンが増えているようです。いくら年収が高くても、それだけ長く働いているのであれば当たり前……そこで「働き方の質」を探るべく、株式会社エフペリが運営する人的資本データのオープンインフラ「Career Reveal」が発表した調査をもとに、日本の総合電機・ITサービス業界主要4社の「推定時給ランキング」をみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
平均年収は「1,118万円」だが…エリート集う〈ソニーグループ〉社員の「推定時給額」【給与ランキング】
第1位ソニーグループの推定時給は?
第1位:ソニーグループ…推定時給5,260円
第1位に輝いたのは、東京都港区に本社を置くソニーグループでした。1946年設立の同社は、エレクトロニクス、ゲーム、音楽、映画、金融など多岐にわたる事業を展開する、日本でも屈指の多角化企業です。特にPlayStationを中心としたゲーム事業や、音楽・映画といったエンタテインメント領域は世界的な競争力を持ち、安定した収益源となっています。
また、イメージセンサーなどの半導体事業も高い技術力を背景にグローバルシェアを確立しており、BtoCとBtoBの両面で強みを発揮しています。
働き方の面では、クリエイティブ職種や技術職が多く、成果に応じた処遇や柔軟な働き方を重視する傾向が強い企業です。残業時間は約22.2時間で、平均年収1,118.4万円を働く時間で割り戻した「推定時給」は5,260円でした。これは東京都の正社員の時給換算額2,176円(※)と比べて約2.4倍の水準です。
(※)出典:Workship ENTERPRISE(株式会社GIG)「正社員の給料は時給換算するとどれくらい?計算方法や時給換算額の平均・相場をチェックしてみよう」
年収だけではなく「働き方の質」にも注目
大手電機・IT企業6社の「推定時給」ランキングTOP4は、ソニーグループを筆頭に、日本電気(NEC)、富士通、三菱電機となりました。
年収だけでは、長時間労働で稼いでいるのか、あるいは短い労働時間で高い成果を出しているのか読み取れません。そんなときは時給に直してみると、「働き方の質」が見極められるかもしれません。