全国規模で家賃高騰が続くなか、首都圏で「借りて住みたい街」はどこ?

首都圏に限られていた家賃高騰の波は、いまや全国へ広がりつつあります。

総務省が2月20日に発表した1月の全国消費者物価指数によると、民営家賃(民間の賃貸住宅の家賃)は前年同月比0.7%上昇と、1998年3月に記録した0.8%上昇以来、実に約28年ぶりの高水準となりました。特に東京23区の上昇率は顕著なことから、「都心は家賃が高すぎて住めない」と嘆いている人もいるかもしれません。

では、こうした状況のなかで「注目度が高いエリア」はいったいどこなのでしょうか。

今回は、LIFULL HOME'Sが作成した「2026年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」をもとに、昨年問い合わせ件数が多かった「みんなが借りて住みたい街」TOP3を紹介します。

【調査概要】

■集計期間:2025年1月1日~12月31日

■集計方法:LIFULL HOME'Sに掲載された賃貸物件・購入物件への問合せ数を駅別に集計

■エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

■賃料相場:2025年にLIFULL HOME'Sに掲載された賃貸マンションの賃料(中央値)を40m2に換算

※ 30~70m2未満、駅徒歩20分以内(複数駅での重複カウントはなし)

第3位:大宮(9万4,522円)

(大宮駅西口/PIXTA)
(大宮駅西口/PIXTA)

第3位にランクインしたのは、埼玉県・大宮でした。同エリアの最大の魅力は、なんといってもその交通利便性でしょう。JR各線が集まるターミナル駅のため、都心への通勤はもちろん、県内外への移動もスムーズです。

また、駅周辺には商業施設が集まり、日常の買い物から外食、娯楽まで生活利便性が高いです。さらに、少し離れると落ち着いた住宅街が広がり、暮らしやすさとのバランスが取れています。

賃貸市場では、単身者向けからファミリー向けまで物件の選択肢が豊富で、同じ沿線の都内主要駅と比べると家賃水準が抑えられる点も魅力です。利便性と住環境、家賃のバランスを重視する人にとって、現実的で満足度の高い街といえます。