FPのオススメは「定額」取り崩し

取り崩しの方法には、毎月一定額を取り崩す「定額」と、毎月一定の割合を取り崩す「定率」(時価の0.4%ずつなど)、10年、20年など、指定した期間で取り崩す「期間指定」があります。

取り崩し方には、「定額がいい」「いやいや定率だ」など諸説ありますが、私がおすすめするのは「定額」 です。

定率で取り崩す場合、今年は時価が1000万円で50万円取り崩せたものの、次の年は900万円に下がっていたので45万円しか取り崩せないなど、毎年ブレが生じます。期間指定は、取り崩し期間を20年と決めたらその時点で保有している口数の20分の1を売却して、次の年は19分の1、その次は18分の1という形で取り崩していきます。この方法でも取り崩す金額は変化します。

定率や期間指定にもメリットはあるのですが、取り崩せる額に波があると、ある年は余裕があるので安心して使えたり、別の年は額が少ないので不安で使えなかったりと、使い勝手に難があります。

定額で取り崩すのが最もわかりやすく、安定してお金を使うことができる。私はファイナンシャル・ウェルビーイング、ウェルスペントの観点から、定額取崩しをおすすめします。