秋も深まり、乾燥や肌荒れが気になる季節。そんなとき、「温泉」で身も心もいたわるのはいかがでしょうか。温泉大国である日本には、「美肌」に効果のある泉質を持つ湯も数多く存在します。そこで今回は「温泉総選挙2025」の結果をもとに、乾燥が気になりだした今こそ行きたい「美肌にうれしい温泉」TOP3をご紹介します。
東京都内に湧く「全国屈指の美肌の湯」が第2位に…5万人が選んだ〈美肌にうれしい温泉〉TOP3【ランキング】
第2位は、まるで化粧水のような美肌湯
第2位:秋川渓谷瀬音の湯(東京都)
第2位にランクインしたのは、東京都あきる野市にある「秋川渓谷瀬音の湯」。地下1,500mから湧き出すpH10.01という高アルカリ性の単純硫黄泉が特徴で、泉質のやわらかさから「化粧水のような湯」とも称されるほど、湯上がりはしっとりなめらか。肌荒れや乾燥が気になる季節にも心強い湯といえます。
過去の温泉総選挙では「美肌部門」の前身に当たる「うる肌部門」で3回第1位を獲得しており、全国屈指の美肌の湯として親しまれています。
また、同所は秋川と養沢川という2つの清流に囲まれた地点に位置し、温泉でお肌をいたわりながら新緑や紅葉といった四季折々の表情を楽しむことができます。
第1位:美又温泉(島根県)
第1位に輝いた島根県浜田市にある「美又温泉」は、江戸時代末期に発見された島根が誇る屈指の名湯。pH9.8〜9.9の高アルカリ性単純温泉に加え、メタケイ酸を豊富に含む泉質は、肌の古い角質をやさしく落とし、新陳代謝を促進します。
大学教授による学術的調査と温泉療法専門医による医学的調査という2つのエビデンスを有しており、肌の再生効果と保湿効果に優れた“至高の肌再生の湯”と称されています。
温泉水を使った化粧品や温泉スタンドもあり、まさに“持ち帰れる美肌”。実際、SNSでは「とろっとろの湯」「まるで化粧水のよう」などの口コミがあり、美容に関心のある方に定評があるようです。
静かな山間に佇む温泉地で、肌も心も深く癒される時間を過ごすことができます。
「高アルカリ性」が肌をしっとりなめらかに
「美肌が楽しめる温泉」TOP3は、王丸温泉を筆頭に、秋川渓谷瀬音の湯、美又温泉となりました。いずれも高アルカリ性の泉質を持ち、肌の古い角質をやさしく落とすことで、湯上がりはしっとり感やなめらかさが際立ちます。
季節の変わり目で肌がゆらぎやすいいまこそ、温泉の力で“肌を整える旅”に出かけてみてはいかがでしょうか。
