住みたい街ランキングでは常に上位に位置する世田谷区。「閑静な高級住宅地」のイメージがある一方で、下北沢や三軒茶屋など、若者が集まる洗練された街としての顔も持ち合わせています。今回、そんな世田谷区の「給与」に注目、世田谷区に本社を置く上場企業のなかで、特に平均年収が高いのはどこなのでしょうか? 上位3社をみていきましょう。※本記事は、日本最大級のデータベース「SalesNow DB」をもとに株式会社SalesNowが発表した「市区町村別の平均年収ランキング」より一部を抜粋・編集しています。
(※写真はイメージです/PIXTA)
平均年収1,100万円超えの企業も…閑静な高級住宅街の裏にある“もうひとつの顔”。東京・世田谷区の「給与が高い上場企業」TOP3
2位は意外?なあの企業
2位:楽天グループ株式会社(820万8,366円)
2位は楽天グループ株式会社(東京都世田谷区玉川)で、平均年収は820万8,366円でした。
同社はいわずと知れた日本を代表するIT・通信・金融の総合企業で、1997年の創業以来、ECサイト「楽天市場」をはじめ、金融、モバイル、物流、広告など多角的に事業を展開。グループ全体での連携力とデータ活用力が強みで、日本のみならず国内外で暮らしを支えています。
1位:株式会社ソラコム(1,116万4,000円)
栄えある第1位は株式会社ソラコム。本社は港区元赤坂にある同社ですが、本店は東京都世田谷区玉川に位置します。平均年収は1,116万4,000円でした。
同社は、IoT通信プラットフォームの提供を主軸とするテクノロジー企業です。2015年の創業以来、製造業・物流・農業・ヘルスケアなど、あらゆる業界のIoT導入を支援してきました。
また、KDDIグループ傘下でありながら、ベンチャー気質を保ち、スピード感と柔軟性をもって国内外に事業を展開。少数精鋭の体制と成果主義の報酬体系が高年収を支えています。
高級住宅地の“裏の顔”…好待遇企業が拠点を置く世田谷区
世田谷区に本社を置く上場企業の平均年収TOP3は、株式会社ソラコムを筆頭に、楽天グループ株式会社、いであ株式会社が名を連ねました。
IoT通信、IT・金融、環境コンサルと分野は多様ながら、いずれも専門性と成果主義を軸に、高水準の報酬を実現。住宅地のイメージが強い世田谷に、“稼げる企業”が潜んでいます。