日本一の温泉地「大分県」…人気の返礼品は?

日本一温泉が多い県として知られる大分県。その魅力は、温泉にとどまらず、豊かな自然環境から一年を通して海の幸・山の幸どちらも存分に楽しめる美食の地域として、地元民をはじめ数多くの観光客を魅了してきました。

特に、九州の屋根ともいわれる1,700m級の火山が連なった「くじゅう連山」や、日本でも有数の規模の「リアス海岸」は、豊かな山の幸・海の幸を生み出すのみならず、四季折々で表情豊かな美しい景観をみせる絶景スポットとしても、高い人気を集めています。

また、「アジアの玄関口」である九州の北東部に位置する大分県では、戦国時代に「南蛮貿易」が行われたことをはじめ、古くから交通の要所として、国際色豊かな文化が形成されてきました。県指定の有形文化財の数は日本一を誇るほど、歴史・文化においても重要な側面を担ってきた地域でもあるのです。

そんな大分県のふるさと納税寄付件数ランキングを、第3位から紹介します。

第3位 大分県大分市(寄付件数:52,877件)           

大分県の中心に位置する県庁所在地・大分市。国内でも有数の製鉄所が立地する「大分臨海工業地域」を有するなど、屈指の工業都市であり、その製造品出荷額は長らく九州第一を誇っています。

また、瀬戸内海に臨み、さらには、高崎山や鎧ケ岳などの緑豊かな山々もその周辺に連なる、自然豊かなまちとして、数々の特産物を生み出してきました。特に、「関あじ・関さば」といった全国ブランドとしても名高い海産物や、「豊後牛」「おおいた和牛」などの農畜産物が有名で、多彩な食資源に恵まれた自然豊かなまちとして、その魅力を放っています。

そんな大分市のふるさと納税人気返礼品は、「吉野の鶏めし」の素です。猟師が来客をもてなすために振る舞ったことが起源とされている鶏めしは、現在でも、親戚が集まった際やおもてなしの際には欠かせない郷土料理として、地元民に親しまれてきました。また、グルメ漫画『美味しんぼ』でも紹介されたことで県外にも知れ渡り、その人気に火がついたようです。

鶏肉とゴボウを酒・醤油・砂糖で煮込んだ「吉野の鶏めし」の素は、炊き立てのご飯にまぜればもう絶品。伝統の味を楽しめます。

鶏めし※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります
鶏めし※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります