個人株主向けに企業が行っている株主優待制度は、実は日本独自のものです。日本の“贈答文化”が生んだ制度、なかでも特に人気なのが「食券」や「金券」なのだとか。そこで今回「金券」を優待に設定している企業のなかから、5月末に権利が確定する銘柄を「3社」厳選して紹介します。※2025年5月の権利付き最終日は5月28日(水)です。
株主になるだけで〈金券〉ゲット…1度の投資で“2度おいしい”お得な「5月の株主優待銘柄」とっておき3選【個別株】
3.三機サービス〈6044〉…QUOカード
2025年5月20日時点:1,198円/売買単位:100/割当基準日:5月末日
1977年設立の「三機サービス」。「空間インフラのもっと快適・ずっと安心を提供すること」を企業理念に、多店舗展開企業向けのトータルメンテナンス事業を展開しています。
もともと、パナソニックグループ製大型空調機器のメンテナンス業からスタートした同社。2000年から給排気設備や厨房設備、電気設備、給排水設備等の一般設備にもメンテナンス領域を拡大し、現在は全国の飲食店や小売店など、チェーン店の設備メンテナンスを24時間365日体制で行っています。
そんな三機サービスは、100株以上を保有する株主に対し、1,000円分のQUOカードを進呈。なお、1年以上継続保有している株主には最大5,000円分、3年以上継続保有する株主には最大8,000円分のQUOカードが進呈されます。
来年(2026年5月権利確定日)からは下記のように「500円分」となってしまうため、今回が“駆け込み優待”のラストチャンスかも。
なお、同社は今期で上場10周年を迎えることから、3円の記念配当を実施する予定です。
◆優待内容
500円分のQUOカード
(100株以上)
※ 1年以上継続保有(5月末日および11月末日の株主名簿に同一株主番号で下記回数連続記載)の株主は下記のとおり
・1年以上(3回以上)
1,000円分---(100株以上)
2,000円分---(200株以上)
5,000円分---(500株以上)
・3年以上(7回以上)
2,000円分---(100株以上)
4,000円分---(200株以上)
8,000円分---(500株以上)
※ 2025年5月末日は上記に代えて100株以上保有の株主を対象に1,000円分のQUOカードを進呈
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄を推奨するものではありません。