新しいオーナー制度「COCO VILLA Owners」の全貌
小口別荘投資「COCO VILLA Owners」とは?
安藤:私どもが提供する「COCO VILLA Owners(編注:以下COCO VILLA)」は、資産運用の一面を持ちながら、投資家の皆様ご自身にも別荘として活用していただける物件です。2つのメリットを組み合わせた「ハイブリッド型投資商品」といえるでしょう。
一般的な別荘購入には、数千万円単位の費用がかかる。COCO VILLAの場合は一口200万円台から、25名*の投資家によって別荘保有を実現する仕組みとなっている。 投資家は事前予約を利用することで、自身が投資したCOCO VILLAだけでなく、日本全国に点在する別のCOCO VILLAにも宿泊可能。繁忙期は一般客の宿泊が優先されるが、そこから得られた収益はインカムゲインとして、投資家へ均等に分配される。
*一口分はココザス株式会社で所有するため、実質24名の投資家募集となる
安藤:COCO VILLAは家族や友人数名で宿泊可能な一棟貸しの貸別荘で、費用は1泊3万~7万円です。リネン交換や清掃スタッフの人件費、また固定資産税や修繕積立金を差し引いたうえでも、インカムゲインが残ります。別荘物件の売却価格は購入価格を下回るのが一般的ですが、COCO VILLAは「収益還元法」を念頭に置き、「少なくとも、購入価格以上で売却すること」を目標としています。そういう意味でキャピタルゲインも、十分に狙っていくことができます。また用途は「宿泊施設(ホテル,旅館,簡易宿所)」となり、減価償却期間は一般的な木造物件の22年に対して17年と短く、法定耐用年数を超えている場合は最短4年ではなく、3年で全額償却できます。家具家電など当期償却できる部分も多いため節税効果が非常に高いのも特長です。節税効果が高く、投資メリットを十分に感じていただけるのではないでしょうか。
一般的な「シェア別荘」は会員権の購入とほぼ同義であり、「投資」の側面は薄く「消費」に分類される。
安藤:「宿泊して楽しめるだけでなく、お金も増やせる」。COCO VILLAとシェア別荘との大きな違いです。弊社のように全国展開を目指し、物件のロケーションや眺望、そして内部設備などに徹底的にこだわる。さらに収益も得られるというサービスは他にはありません。
新しいオーナー制度「COCO VILLA Owners」の全貌
「COCO VILLA Owners」誕生の背景
2025年4月現在、那須白河や八ヶ岳などの風光明媚な場所に4棟を展開し、さらに今夏には新たに10拠点の開業を予定しているCOCO VILLA。運営母体であり、安藤氏がCEOを務めるココザス株式会社は、2016年に創業している。

安藤:「ワクワク、生きる」、これが弊社の理念です。「今をより良く生きたい」、そのような思いを持つ方の人生をサポートするB to Cサービスを、創業から一貫して展開してまいりました。メイン事業としては資産形成コンサルティングを提供しており、投資用不動産や太陽光発電、そしてコインパーキングなどの実物資産をソリューションとして紹介しています。金融商品仲介業の免許を持つ子会社を展開しているため、株式や投資信託も紹介可能です。また、「投資はもちろんのこと、毎日8時間を費やす仕事の給与を上げることが、最大の資産形成になりうるのではないか」という考えのもと、転職支援サービス事業も展開しております。
資産形成コンサルティングを提供するにあたり、不動産を始めとする自社商品も積極的に取り扱うというココザス株式会社。しかし「利回りが高い」と判断した場合は、取引先商品を優先して紹介するユーザーファーストの姿勢を貫いている。その姿勢は、COCO VILLAの運営にも生きている。物件の運営管理はすべて自社で担当。清掃スタッフ1人を例にとっても、現地の人材を自社採用している。利用者からのクレームを自分事として受け止め、「すぐに改善いたします」と回答できる体制が整っているのだ。
安藤:コロナ禍、「一棟一組」のヴィラや別荘を数多く利用しましたが、美しい自然に囲まれながら1人でゆっくりと考える時間を持つ二拠点生活は非常に良い経験になりました。「都内で精力的に働く人にこの贅沢を届け、より豊かな人生を送ってもらいたい。そのうえで投資メリットも感じていただきたい」。そのような思いが、COCO VILLA事業をスタートさせた根底にあります。
新しいオーナー制度「COCO VILLA Owners」の全貌
すべての投資家を幸せにするCOCO VILLAの展望
人生を豊かにしながら資産運用ができる……そのような理想をカタチにしたCOCO VILLA。すでに運営開始されている物件にも、これから完成する物件にも、統一のコンセプトはない。各物件のロケーションを最大限に生かす物件づくりが最優先されるため、仕様を統一させることができないのだ。
安藤 COCO VILLAには「日本の素晴らしい自然を体感し、より豊かな人生を」というコンセプトがあるだけ。体験を優先させるため、全拠点プライベートサウナ付きであること以外、統一の仕様はありません。たとえば山中湖の物件であれば、山中湖と富士山の借景が美しい。「美しい湖面と富士山の景観を窓枠のなかへ、まるで1枚の絵画のように収めたい」と、独自の内装が決まっていくわけです。現在のところは都心から2時間半程度の距離にある物件が中心ですが、今後は北海道から沖縄、そして離島にまで進出していくつもりです。投資家の皆様には全国のCOCO VILLAへ、ベストシーズンに足を運んでいただきたいと考えています。

2027年には100拠点を目指しているCOCO VILLA。資産運用だけでなく、極上の宿泊体験が叶うのが大きな魅力だ。一方で投資商品として客観的に見たとき、どのようなリスクが考えられるのかも気になるところ。
安藤:最も大きいのは弊社の倒産リスクではないでしょうか。物件の運営管理を弊社が行っているため、投資家の皆様に煩わしい思いをさせることはありません。しかし代行報酬をあまりいただかず、その分、投資家の皆様に還元する仕組みのため、物件単体ごとに譲渡されると運営費は上がり、投資家の皆様の利回りも低下するリスクがあります。
そこで私たちは、COCO VILLAのブランド力向上を急ピッチで進めています。すべての物件に「COCO VILLA」の名称を冠しているのはそのためです。弊社に何かあった際、ブランド力が高ければ、スポンサー企業にすべての物件を一括売却でき、投資した資金も回収できると考えています。そうすれば現状の仕組みのまま運営できるので、投資家の皆様にはこれまで通りの利回りを約束できるでしょう。今後も物件のクオリティを維持しながら数を増加させ、一般的な知名度をグンと引き上げていきたいと考えています。
投資家の人生体験を向上させ、資産運用にも貢献する。そのようなハイブリッド型投資の理想を着実に実現しつつあるココザス社のCOCO VILLA。別荘所有の新しいカタチに注目していきたい。
2025年3月17日にグランドオープンした「COCO VILLA 大室山 」