メロン、レンコン、栗…全国トップクラスの農産物いろいろ

東は太平洋、西は栃木県、南は千葉県、北は福島県と接する茨城県。総面積は約6,000平方キロメートルで、人口は約270万人(2025年時点)。筑波山、袋田の滝、霞ヶ浦など、豊かな自然が魅力。農業が盛んで、メロン、栗、レンコンなどの生産量は全国トップクラスです。

県庁所在地である水戸市の偕楽園は、日本三名園の一つとして知られており、特に梅の季節には多くの観光客が訪れます。また、江戸時代の水戸藩の中心地であり、徳川光圀(黄門様)ゆかりの地としても知られています。ほかにも、日本最古級の神社である鹿島神宮、四季折々の草花が楽しめる国営ひたち海浜公園など、多くの観光名所があります。特産といえば、水戸市の納豆。あんこう鍋や茨城産の野菜や果物を使った料理も人気。また近年ではクラフトビールやワインの生産も盛んです。

そんな茨城県のふるさと納税寄付件数ランキング。まずは第3位からみていきましょう。

第3位 茨城県八千代町(寄付件数:163,542件)

茨城県南西部に位置する八千代町。八千代町のシンボルとも言えるのが、広がる田園風景と町を流れる鬼怒川です。四季折々の風景が楽しめるこの地域では、春には一面の菜の花畑や、新緑の風景、秋には黄金色の稲穂が見られます。茨城県内でも特に農業が盛んな地域で、町の東側は水田地帯、西側は畑作地帯が広がっており、地元産の新鮮な農作物が豊富に生産されています。特に「肥土梨」は町の特産品として知られ、ジューシーな果肉が特徴です。

そんな八千代町のふるさと納税の返礼品で人気なのがメロン。八千代町はメロンの生産地としても知られており、特に「貴味メロン」や「アールスメロン」が人気です。これらは甘みが強く、食感もよいため、贈り物としても重宝されています。夏の風物詩であるスイカも、八千代町の特産品の一つです。シャリっとした食感と甘みが特徴で、暑い季節にぴったりの逸品として人気を集めています。伝統的な製法で作られた「干し納豆の詰め合わせセット」も独特の風味と食感が楽しめる一品で、ご飯のお供やお酒のつまみとして喜ばれています。

メロン※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります
メロン※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります