宇都宮餃子、とちおとめ…人気特産物がいろいろ

関東地方の北部に位置する栃木県。県庁所在地は宇都宮市で、総人口は約190万人と、関東地方のなかでは比較的少なめです。県の南部から中央部にかけては関東平野が広がり、北西部には日光連山や那須連山といった山岳地帯が連なります。鬼怒川や那珂川などの河川が流れ、豊かな自然に恵まれています。内陸県のため海はありませんが、有名な温泉地が多いのも特徴。気候はおおむね内陸性気候で、夏は暑く冬は寒い傾向があり、特に北部では冬に積雪することも珍しくありません。

県南部を中心に自動車関連産業や精密機械産業が発展し、大手企業の工場も多く立地。農業も盛んで、イチゴやかんぴょうの生産量は全国トップクラスです。観光地として有名なのは、世界遺産の日光東照宮。鬼怒川温泉や那須高原も人気のスポットです。足尾銅山や大谷石採掘場など、歴史的・文化的な名所も見どころのひとつ。特産品の宇都宮餃子は全国区の知名度。とちおとめやかんぴょう、那須和牛も、栃木の特産品として知られています。

そんな茨城県のふるさと納税寄付件数ランキング。まずは第3位からみていきましょう。

第3位 栃木県真岡市(寄付件数:58,815件)

栃木県南東部に位置する真岡市。県庁所在地の宇都宮市に隣接し、東に八溝山地、西に鬼怒川が流れる自然豊かな環境です。気候は冬季に冷え込み、2月の最低気温はマイナス6度程度まで冷え込みます。農業、工業、商業がバランスよく発展し、大規模工業団地を有するハイテク都市として成長。いちごスイーツめぐり、いがしらリゾート、レトロな門前地区が観光面で人気です。「真岡木綿」は特産物として有名で、真岡木綿会館では製作体験も可能。また、「SLもおか号」の運行など、鉄道観光も注目を集めています。

そんな真岡市のふるさと納税の返礼品で人気なのが「いちご」。「いちご日本一のまち」として知られ、特に「とちおとめ」や「とちあいか」といった品種が人気です。これらのいちごは、甘さと酸味のバランスが絶妙で、フレッシュな味わいが特徴。「いちごの食べ比べセット」は異なる品種の味わいを楽しむことができる返礼品で、特に贈り物としても喜ばれています。また真岡市の伝統的な特産品である「真岡木綿」も人気の返礼品。丈夫で質が良く、絹のような肌触りが特徴で、真岡木綿を使用したコースターやタオルなどは、実用性と美しさを兼ね備えています。

とちおとめ※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります
とちおとめ※画像はイメージです。実際の返礼品とは異なります