利用者の拡大が続く「ふるさと納税」

(※写真はイメージです/PIXTA)
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報道番組やコマーシャルでも耳にする機会が多い「ふるさと納税」。平成21年度から始まったこの制度は、現在も利用者数が右肩上がりに増え続けています。とはいえ、日本全体の利用率は16.3%であるため、まだふるさと納税をしたことがないという人も多くいるようです。

そもそも、ふるさと納税とはどのような制度なのでしょうか?

ふるさと納税は、一定額のお金を都道府県や市区町村に寄附することで、自治体が用意した返礼品を受け取ることができる制度です。返礼品は地域ごとに特色があり、地域の特産品を受け取ることができる場合もあります。

「ふるさと(=故郷)」と聞くと、「自分の地元にしか納税できないのか?」と思う人もいるかもしれません。しかし実際には、利用者の好きな地域へ自由に納めることができます。

さらにメリットは返礼品だけではありません。原則「2,000円」の自己負担分を除いた全額が、控除対象となります。通常の寄附では所得税・住民税の控除が寄付金額の一部のみとなるため、恩恵は大きいといえるでしょう。

ふるさと納税は、お世話になった地域や、応援したい地域に直接貢献できる制度なのです。2,000円の自己負担によって、返礼品に加えて控除も受けられるとなれば、メリットを感じる人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、2024年11月7日、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるが公開した「2024年ふるさと納税お礼品人気ランキング(速報版)」から、今多くの注目を集めている自治体の返礼品をご紹介します。