朝晩の冷え込みを感じる日が増え、冬の気配を感じる今日この頃。「温泉欲」が高まっている人も多いのではないでしょうか? 株式会社ゆこゆこが実施した、宿泊情報誌『ゆこゆこ』の読者が実際に宿泊した人気温泉地ランキングより、東北エリアで人気の高かった温泉地をみていきましょう。
東北エリアで「人気の温泉地」はどこ?
温泉が気持ちのよい季節がやってきました。年末年始の予定に温泉旅行を考えている人も多いのではないでしょうか? 東北地方には歴史ある有名温泉地に加えて、昨年リブランドオープンしたことで話題になった温泉地もあります。そこで今回は、東北エリアで「人気の温泉地」ランキングを紹介します。
第3位 秋保温泉(宮城県)
3位にランクインした宮城県の秋保温泉は、仙台駅からほど近く、旅の疲れを癒すのに最適な立地。その歴史は古墳時代にさかのぼり、「日本三御湯」のひとつに数えられています。昨年、約400年の歴史を誇る秋保温泉の老舗旅館「仙台 秋保温泉 岩沼屋」が、温泉リゾートホテル「TAOYA秋保」としてリブランドオープンしたことで話題になりました。
仙台秋保温泉街にはワイナリーがあり、酒造見学だけでなくカフェやBBQまでも楽しむことができます。また、秋保工芸の里では伝統工芸品をつくる8つの工房があり、こけしや木細工などの工芸品に触れることができます。
秋保温泉の主な泉質は塩化物泉。塩化物泉は末梢循環障害や冷え性、皮膚の乾燥に効果があります。ますます気温が下がり、乾燥しやすくなってきますので、冬の疲れを癒すのにぴったりですね。
美しい自然のなかで日本文化を感じられる素晴らしい温泉地です。
第2位 花巻温泉郷(岩手県)
2位にランクインしたのは、岩手県の花巻市西部に花巻温泉を含む8つの温泉が点在する「花巻温泉郷」。岩手屈指の温泉地です。宮沢賢治ゆかりの地としても知られ、記念館や宮沢賢治による設計の日時計花壇のあるバラ園といった観光名所もあり、宮沢賢治の世界観に浸れることができます。
花巻温泉郷の主な泉質は、単純温泉です。単純温泉は、自律神経不安定症や不眠症に効果があるといわれています。また、刺激が少ないため高齢者や子どもでも安心して入ることができます。