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今、みんなが検索している注目の「温泉地」は? 

11月に入り、今年も残すところ2ヵ月を切りました。毎年実家に帰省するなどして、おうちでゆっくり過ごす“インドア派”も多い一方、毎年どこかに出かけている“アウトドア派”も少なくありません。「今年の年末年始はどこで過ごそうか」と考えている人も多いのではないでしょうか? 

今回は、そんなアウトドア派の人がたくさん検索している、注目の温泉地ランキングを紹介します。

第3位 別府温泉【検索数:120,667件】 

出所:PIXTA
[画像1]別府温泉 湯けむり展望台から見た夜景 出所:PIXTA

大分県別府市内にある温泉街、「別府温泉」。源泉数と総湧出量ともに日本一を誇り、湯けむり展望台に登れば、あちこちから白い湯煙が立ち上っているのを見ることができます。

その歴史もとても古く、8世紀初頭に編纂された「伊予国風土記」にも命(みこと)の命を救った温泉として登場。1,000年以上も前から蒸気やガス、熱湯、熱泥が噴き出す源泉をめぐる「地獄めぐり」は、人気の観光コースです。別府温泉は、国内外の観光客はもちろんのこと、地元の住民にも古くから愛されています。

泉質は温泉により異なり、「美人の湯」といわれる重曹泉や硫黄泉、食塩泉などさまざまな種類の温泉を楽しめます。なかでも古くからある温泉郷のことを「別府八湯」といいます。入浴料金も100円からとリーズナブルなことから、訪れた際にはぜひ複数の温泉にトライするのがおすすめです。

第2位 有馬温泉 【検索数:490,667件】

出所:PIXTA
[画像2]有馬温泉 温泉街 出所:PIXTA

兵庫県神戸市にある「有馬温泉」は、日本書紀や風土記などに登場するほど長い歴史を持つ、「日本三古湯」のうちのひとつです。(なお、日本三古湯は有馬温泉のほか、愛媛県の道後温泉、和歌山県の白浜温泉があります)。

有馬温泉の特徴は、その茶褐色の濁り。鉄分を多く含むため保温・保湿効果が高く、神経痛や冷え性、高血圧、慢性婦人病などに効果があるとされます。

先述のとおり、有馬温泉の歴史は古く、平安時代には清少納言、室町時代には足利義満、明治時代には福沢諭吉など、数々の偉人が心身を癒したとされています。なかでも豊臣秀吉は、44歳から亡くなるまでの17年間で9回も湯治を行うなど、有馬温泉をこよなく愛したようです。

日帰り温泉の利用料は、大人1人700円ほどから。宿についている温泉も多く、豪華な宿でゆっくり温泉を楽しむのもおすすめです。