旅行の計画を立てる際、観光地の定番として選ばれる「城」。城は、その豪華で美しい見た目や存在感、歴史的背景から、人々の心を掴んで離しません。今回は、そんな「観光したい日本の城」ランキングTOP5を、インターネットの検索数が多かった順にみていきましょう。
今、みんなが検索している注目の「城」は?
外観だけで十分に楽しめますが、その歴史的背景を知るとより一層魅力が深まる「城」。いま、人々が「行きたい!」と検索している注目の城は、いったいどこなのでしょうか?
第3位 小田原城 【検索数:5,867件】
15世紀中ごろに築かれたといわれる「小田原城」。中世、戦国、江戸と3つの時代にまたがり、「難攻不落の城」としてかの武田信玄や上杉謙信の攻撃からも耐えたといわれています。1500年ごろ、北条氏が居城するようになると、豊臣秀吉の攻撃に備え拡張を進め、日本最大の中世城郭となりました。
1870(明治3)年に廃城となりましたが、現在は1960(昭和35)年に鉄筋コンクリートで復興された天守閣が望めます。
所在地は神奈川県小田原市と都心からのアクセスもよく、JR小田原駅から徒歩10分のところにあるため、車を使わなくても気軽に訪ねることができます。
■開館時間:午前9時~午後5時(入館:午後4時30分まで)
■休館日:12月第2水曜日、12月31日~1月1日
■観覧料
・天守閣単独券
(個人)一般:510円、小中学生:200円
(30人以上の団体)一般:410円、小中学生:160円
・常盤木門との2館共通券
(個人)一般:610円、小中学生:220円
(30人以上の団体)一般:500円、小中学生:180円
※ 障がい者手帳・療育手帳持参・提示で無料(付添1名含む)になります。
※ 小田原市が発行する「福寿カード」持参・提示で無料(付添1名含む)になります。
※ そのほか、詳細は公式HPをご確認ください。
第2位 名古屋城 【検索数:2,133件】
1610(慶長15)年、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康の「天下普請※」によって築城が始まり、1615(慶長20)年に完成したといわれる「名古屋城」。日本100名城に選ばれているほか、国の特別史跡として指定されています。
※ 天下普請[てんかぶしん]……安土桃山時代や江戸時代において天下統一を果たした者が、他の大名の財力を消耗させるために行なった築城・修理補佐の命令のこと(ホームメイト用語辞典より)。
名古屋城の特徴といえば、天守閣の屋根にそびえる「金のシャチホコ」です。頭は虎、姿は魚の想像上の生き物で、城を火災から守る神として祀られています。
地下鉄名城線「名古屋城」7番出口より徒歩5分と好アクセスで、そのほか市バスやなごや観光ルートバス「メーグル」、名古屋の街並みを水上散歩して楽しめる「堀川クルーズ」でも行くことができます。
■開園時間:午前9時~午後4時30分
(ただし、本丸御殿・西の丸御蔵城宝館へのご入場は午後4時まで)。
■休園日:12月29日~31日、1月1日
(ただし、催事等により変更となる場合があります)。
■観覧料
(個人)大人:500円、名古屋市内高齢者※:100円、中学生以下:無料
(30人以上の団体)大人:450円、名古屋市内高齢者:90円、中学生以下:無料
(100人以上の団体)大人:400円、名古屋市内高齢者:80円、中学生以下:無料
■徳川園との共通券
大人:640円、名古屋市内高齢者:160円
※ 名古屋市内高齢者……名古屋市内在住の65歳以上の方。住所、年齢及び本人であることを確認できる写真付書類を持参してください。(例:名古屋市発行敬老手帳、運転免許証、パスポート等)
※ そのほか、詳細は公式HPをご確認ください。