できれば、幸せな時間を増やしたいですよね。株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役の今井孝氏は著書『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』の中で、「リストをつくるといい」と言っています。一体どんなものでしょうか? 具体的な方法を本書から紹介します。
■「自分を幸せにしてくれるものリスト」をつくる
私はサウナが好きです。桃も好きです。コーヒーも好きです。ですので、カフェも好きです。午前中にカフェで仕事をすると、それだけで気持ちがいいです。仕事が進むとさらに気分がいいです。こうやって、あらためて自分が好きなことを書き出してみると、いろいろ気づきます。「あ、あれも好きだった」「これも楽しい」という発見があるのです。
・夏の雲を見たら気分がいい
・服をたたむと気持ちいい
・ソファのクッションが好き
こんなふうに小さなことに気づくと、自分を幸せにしやすくなります。意識的に、自分を幸せにする時間を増やすことができるからです。書いていて思い出しましたが、私はあるドーナツ屋さんの景品でもらったコーヒーカップがとても気に入っています。重さがちょうどいいのです。
そこで、わざわざネットで調べて、もう1つ同じものをオークションサイト経由で購入したぐらいです。値段は数百円だったと思いますが、コーヒーを飲むたびに幸せです。このように「自分を幸せにしてくれるものリスト」をつくると、それだけで幸せに一歩近づきます。何が自分の幸せなのかがわかってくるからです。そして、それらが「最高のひととき」をつくる要素になるわけです。