できれば人生からムダを排除したいですよね。株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング代表取締役の今井孝氏は著書『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』の中で、「4つのステップがある」と言っています。一体どんなものでしょうか? 具体的な方法を本書から紹介します。
人生から「ムダ」を排除するために
ムダをどうやったら自然にやめられるか? そのステップについて紹介したいと思います。
ステップ1:やっていることをすべて書き出す
ノートとペンを持ってカフェにこもり、自分がやっていることを書き出してみると、いろいろ気づくことがあります。思ったよりどうでもいいことをやっているし、思ったより大変な仕事をしていたりもします。たとえば、人との調整に時間を取られていることに気づく人もいるし、活動時間がバラバラの家族全員の食事を用意していて、自分の時間がなくなっていることに気づく人もいます。
私の場合も、考える時間の多さに驚きました。書き出して客観的に自分を見てみることで、ものすごく多くのことに気づかされました。
ステップ2:やめられそうなことを見つける
ステップ1で書いた紙を眺めていると、ムダなことがいくつか目についてきます。そのなかでも、いくつかはすぐにやめられそうだと気づきます。見つけやすくなるように、いくつか質問を用意してみました。
・もしやっていないとして、いまからそれをはじめるか?
・無人島に住んでいたとしても続けるか?
・10億円持っているとしても続けるか?
・寿命があと10年だとしても続けるか?
・80歳の自分がアドバイスしに来たとしたら、何をやめろと言うか?
このように極端な状況をイメージすることで、自分の気持ちを確認することができます。