※本稿は、テック系メディアサイト『iX+(イクタス)』からの転載記事です。
今年の花粉はひどい?2024年の飛散状況を解説
2023年の夏は猛暑が続いた影響で、2024年の花粉飛散量は例年より増えるものと予測されています。
日本気象協会の見解では、2024年の花粉飛散量は北海道から東北のほとんどの地域で例年よりも多い見込み。北日本では前年比で花粉の飛散が倍増するとの予測があり、とくに気を付ける必要があります。
地域別にみると、福岡、高松、東京などでは2月下旬~3月下旬にかけて、広島、大阪、名古屋、金沢、仙台では3月上旬~中旬にスギ花粉のピークが訪れると予想されています。また、ヒノキ花粉は3月下旬から4月上旬にかけてピークを迎える予想です。
参照:2024年 春の花粉飛散予測(第3報) - tenki.jp
最新テックを使った花粉症対策グッズ4選
花粉症への対策としては、外出から戻った際の手洗いやうがいを徹底するほか、マスクや眼鏡・サングラスを着用したり、アレルギー反応を抑える薬を服用したりということが考えられます。しかしどれだけの対策を施しても、花粉による影響を完全に遮断することは難しいもの。
そこで、少しでも花粉症の症状を和らげるためにテクノロジーの力を借りてみてはいかがでしょうか。以下、セルフケアと組み合わせて活用したい4つの花粉症対策グッズをみていきます。
HEPAフィルターの帯電技術を応用した「マスク」
最新テクノロジーを駆使した花粉症対策グッズ1つ目は、HEPAフィルターの帯電技術を応用した「マスク」です。HEPAフィルターは通常、空気清浄機などで使用され、微粒子を効果的に捕集する特性があります。
HEPAフィルターの帯電技術をマスクに応用することで、フィルターの帯電量を向上させ、花粉やウイルス飛沫などの捕集性能を確保しつつ、フィルターの目付(ある一定面積における生地の質量)を軽量にしました。
息をする際に空気の流れがスムーズになるよう設計されており、花粉をただ通さないだけでなく、呼吸もしやすいことが特徴です。
DAILY FIT MASK Filter+ - アイリスオーヤマ 公式通販サイト
静電気防止効果で花粉の付着をブロックする「洗濯洗剤・柔軟剤」
最新テックを使った花粉症対策グッズ2つ目は、静電気防止効果で花粉の付着をブロックする「洗濯洗剤・柔軟剤」です。
花粉は、静電気によって衣類に引き寄せられやすい性質を持っています。この問題に対処するために、Kaoが提供する柔軟剤ハミングでは、静電気防止効果が強化されています。
柔軟剤ハミングには、静電気を防止する効果があるため、衣類同士の摩擦が軽減され、花粉が衣類に付着するリスクを減らすことができます。このような最新テクノロジーを駆使した洗濯洗剤や柔軟剤を使用することで、洗濯効果を引き出し、花粉の影響を軽減できます。
柔軟剤ハミングで 花粉をブロック - Kao 柔軟剤ハミング
電磁場を作り花粉をフィルターに吸着させる「空気清浄機」
最新テックを使った花粉症対策グッズ3つ目は、電磁場を作り花粉をフィルターに吸着させる「空気清浄機」です。
シリコンバレーで開発された空気清浄機『Airdog』は、世界最強レベルの性能を持つ空気清浄機と評されています。『Airdog』では、特殊な電磁場を生成することで、空気中に漂う微細な花粉やその他の汚染物質を効果的に取り除くことができます。
『Airdog』は独自に開発されたTPAフィルターにより電磁場を作ることで有害物質が帯電し、花粉やウイルスより小さな0.0146μmの微細粒子がフィルターに磁石のように吸着されます。『Airdog』はこの特殊技術により、通常の空気清浄機の様な目詰まりを起こしにくく、微細な花粉を取り除きます。
シリコンバレーで開発された世界最強レベルの空気清浄機。 - Airdog
タイプ別におすすめの花粉症対策を提案するアプリ『アレルサーチ®』
最後に紹介する花粉症対策グッズは、タイプ別におすすめの花粉症対策を提案するアプリ『アレルサーチ®』です。『アレルサーチ®』の主な機能は以下の通り。
このアプリでは、自身の花粉症の症状に対する理解を深め、それに基づいた効果的な対策を取ることで、快適な季節を迎えることを手助けしてくれます。
みんなで作る花粉症研究アプリ 3分で分かる花粉症予防 - アレルサーチ