検索キーワード「エースアカデミー 怪しい」の真相
「学費が安すぎて怪しい…」「集団講義や個別指導がなくて大丈夫か…」「基礎問題集をやるだけで本当に医学部に合格できるのか…」――。
これまでに350人以上の医学部合格者を輩出してきた、医学部専門予備校のエースアカデミー。2023年は100人の生徒(重複除く。男性46人、女性54人)が医学部に合格した。うち31人は国立医学部にも合格している。この中には30~40歳代の再受験の合格者が複数人いるほか、総合の最終偏差値50台の合格者が18人、数学の最終偏差値40台での合格者も4人いた。
【エースアカデミーの2023合格実績】
医学部合格者数:100名(重複除く)、国立医学部合格31名
男性46名、女性54名
現役 35名
1浪 38名
2浪 12名
3浪以上/再受験 15名
(※大学別の詳細はエースアカデミー公式HP参照)
このように医学部受験界で大きな実績を出しているエースアカデミーだが、冒頭のような不安や疑念の声がインターネットやSNSで散見される。
「確かに私たちの塾は一般の医学部専門予備校に比べると、指導システムが大きく異なります。とはいえ、怪しいことは何ひとつないんですが…」
こう苦笑いしながら話すのは、エースアカデミー創設者の高梨裕介代表だ。自身も医師である。京都の有名進学校出身から大阪医科大学へ現役合格し、初期研修修了後にエースアカデミーを設立。自身の医学部受験の反省を活かし、上述のとおり多数の医学部合格者を送り出している。
エースアカデミーが「怪しい」と言われる理由は、大きく分けて次の3つだ。
<エースアカデミーのここが“怪しい”>
①集団講義も個別指導もしない、新しい指導システム
②市販の基礎問題集のみで医学部に合格している
③学費が安すぎるのに合格実績が多い
上記は入塾希望者から実際によく尋ねられる質問でもあるという。
集団講義も個別指導もしないとはどういうことか、何を教えているのか。市販の基礎問題集だけで本当に医学部受験という難関を突破できるのか。学費は本当に安いのか、医学部合格に必要な指導がなぜ安価で提供できるのか。
高梨氏に真相を尋ねた。
集団講義も個別指導も単に「学習効率が悪いから」やらない
医学部受験はいかに間に合うように勉強していくかが勝負。ムダな時間は命取り
エースアカデミーの最大の特徴は、集団講義も個別指導もないことだ。
「集団講義も個別指導も教えてもらうという受動的なスタイルです。私の経験上、それはムダな時間が多く、学習効率が悪いと考えています。私が高校時代に教えてほしかったのも、教科自体ではなく、医学部に合格するにはそもそも何を勉強したらよいのか?ということでした。
当時、国立医学部が難しいと感じたのは、教科数の多さです。数学は数Ⅲまであり、理科2科目、国語と社会も合わせて8科目をすべて終わらせなければいけません。現役生だったのでなおさら、単純に時間的に間に合わないという問題がありました」
したがって、医学部合格には全科目が間に合うように考えながら勉強していくことが最も大切だと指摘する。
医学部受験は「薄い基礎問題集だけ」で突破できる
医学部合格に必要なのは「全教科を一括管理した指導」による基礎の徹底
「私は現役時代、英語や数学は偏差値70以上あったものの、科目のバランスを欠いてしまい、受験までに理科などが間に合いませんでした。大事なのは数学や英語を極めるのではなく、いまの自分はどういうバランスで勉強すべきなのかということです。
そのため当塾では週1回、生徒さん1人ひとりの学習状況に合わせて全教科を一括管理した『課題』を作成し、取り組んでもらっています。その上で毎週、現役の医学生講師が個別面談し、勉強方法や暗記方法を指導しています。
なお、課題は市販の基礎問題集だけで作成しています。厳選した最小限の基礎問題集だけを使っています。それで医学部合格は可能だからです。医学部受験は難問が解けないと合格はムリと思い込んでいる生徒さんや親御さんが多くいますが、それは完全な誤解です。
私自身、高校時代に難問ばかり解いていましたが、国立医学部に合格できませんでした。当塾では薄い基礎問題集だけで国立医学部に毎年何人も合格しています。2023年は31人が合格しました」
エースアカデミーは、講師が全員、現役の医学生というのも特徴だ。
「限られた時間の中で、どういう優先順位でバランスよく勉強するのか。これは医学部合格者でないとアドバイスが難しいと考えています」
エースアカデミーの医学部受験専門指導は「月額3万円から」
世間の「高い学費を出すから特別な教育やノウハウが得られる」という思い込み
そして、エースアカデミーのもう一つの特徴、最大のナゾともいえるのが、学費の安さだ。通信コース(面談なし)は月額3万円~、通塾コースとZoomコース(面談あり)はともに月額5〜10万円。講習代や合宿代などの追加費⽤は⼀切かからず、業界最安値水準を実現している。
【通塾コース、Zoomコース(面談あり)】
浪人生:月額10万円
高3:月額6万円
高2、高1、中学生:月額5万円
【通信コース(面談なし)】
全学年共通:月額3万円
「私には特別安くしているという認識はありません。医学部受験専門予備校は年間数百万円というのが普通なので、すごく安いと思われているだけです。一般の塾や予備校と同程度です。ただ、それが怪しいと思われてしまうこともあるようです。
ある浪人生の話ですが、1浪のときにエースアカデミーに通いたいと親御さんに話したところ、『学費が安すぎるから怪しい、そんな専門予備校には通わせられない』と言われたそうです。結局、別の医学部専門予備校に行ったものの合格できず、2浪目に親御さんを説得してエースアカデミーに入塾し、1年で合格しました。そういう事例は毎年のようにあります。
親御さんからすると、高い学費を出すからこそ、医学部受験のための特別な教育やノウハウが得られるという思い込みがあるのです」
業界最安水準の学費は「医学部合格に不要なもの」を一切排除した結果
医学部受験界に新風を吹き込む高梨代表だが、取材当日の服装はTシャツにサンダル履きというとてもラフなものだった。
「いつもこんな感じです。ちなみにこのTシャツは550円(税込み)です。これは学費とも関係しますが、私はお金儲けにまったく興味がないんです。医師を辞めて塾を経営しているというと、儲かっているように思われますが、そんなことはなく、私は贅沢したいとか、ブランド品を身に着けたいとか、高級外国車に乗りたいといった欲求がまったくありません。いまも家族3人で賃貸の1LDKマンションに住んでいます。
私は大阪医科大卒ですが、サラリーマン家庭出身ですし、奨学金を2,500万円くらい借りて卒業しました。私立医学部にはお金持ちの家庭からしか行けないと思われることがありますが、そんなことはありません。
確かに医師や経営者の中にはお金儲けが好きな人もいるかもしれません。それは価値観なので否定しませんが、私はお金儲けに関心がないので、学費を上げる必要もないのです」
とはいえ、ビジネスである以上、一定の収益をあげなければ経営は持続できない。
「もちろん、経営者として企業努力はしています。講師は全員医学生なので、結果的に人件費は抑えられています。塾の施設もビルの一室で殺風景なほどシンプルです。看板や受付もない(笑)。医学部専門予備校はどこも設備が立派ですが、そういう生徒さんの勉強に直接関係しないところは徹底的にコストを削減しています」
なぜ医師を辞めて医学部専門予備校を設立したのか?
エースアカデミーの構想は高梨氏が高校3年生のときに生まれたものであり、医学部受験生だった当時の自分が思い描いた「理想の塾」「理想の指導システム」だという。
「困ったのは、医学部受験のために何をしたらいいかまったくわからなかったことです。進学校でしたが、医学部受験のための特別な指導はありませんでした。医学部受験専門予備校も考えましたが、年間数百万円もかかりますから、サラリーマン家庭のわが家ではとうていムリでした。とはいえ、一般の予備校だと医学部受験の対策にならないと思い、独学で勉強することにしました」
高梨氏は当時をこう振り返りつつ、続ける。
「中学生時代から成績はよかったのですが、いろんな失敗をしました。数学と英語が得意だったので難しい問題ばかりやっていて、最後は理科が間に合いませんでした。
結果、国立医学部は数点差で落ちてしまいました。いま考えると、そもそも受験校選びで絶対にやってはいけない間違いを犯していました。センター試験の成績はよかったので、受験校選びさえしっかりしていれば合格できた可能性はあると思いますが、当時はそういう情報がありませんでした」
しかし、医師国家試験合格後の初期研修(2年間)を終えて、教育の道に進むことを決断する。高校時代に医学部受験で苦労した経験を生かし、これまでにない新しい医学部専門予備校を立ち上げたいとの思いからだ。
「教育に携わることは医学部生時代から決めていました。迷ったのは医師と教育を両立するか教育に専念するかと、医師を辞めるタイミングでした。消化器内科医になりたいという気持ちもあり、後期研修を受けて専門医資格を取る選択肢もありました。初期研修の最後の最後まで迷いました」
結局、初期研修を終えた段階で医師を辞めることに。
「医学部受験生を指導するというのは、生徒さんの将来に関わる、非常に責任の大きい仕事です。ですから医師を辞め、教育に専念することを選びました。家族やまわりの医師には強く反対されました。また、『お金儲けをしようとしている』との批判もたくさん浴びました。予備校とは関係なく、医師の世界では、何らかのビジネスを始めること自体に強い抵抗感があります。医師は医師として働くのが当然という固定観念が強いのです」
しかし、決意は固く、医師を辞めてエースアカデミーを設立した。
「偏差値的には必ずしも優秀ではなかった生徒さんが医学部に合格すると、本人は当然ですが、親御さんや親せき、学校の先生も喜んでくれます。それは私にとってもすごくうれしいことです。
経営面で大変なことも少なくないですが、教育の仕事はとてもやりがいがあります。いまは楽しくてしょうがないというのが正直な気持ちです」
「誤った思い込み」を変えるだけで医学部合格は一気に近づく
「偏差値40~50台ではムリ」「合格には難しい問題集が必要」などは典型的な誤解
医学部受験界には多くの誤解や間違った情報があふれていると、高梨氏は強調する。
「誤った思い込みの典型例は『難しい問題集が必要』というものです。この思い込みから、多くの医学部受験生は難しい授業を受けようとしますが、基礎が徹底できていない段階で応用問題に取り組むとほぼ確実に上滑りを起こします。上滑りした状態ではどんなに勉強しても成績が伸びず、医学部合格はできません。生徒さんも親御さんも一生懸命努力するけど結果が出ず、ずっとしんどい状況が続き、ついには医学部受験を諦めてしまう。このようなケースが非常に多いと感じています。
他にも、進学校に通わなければいけないとか、偏差値40~50台では医学部合格はムリとか、医学部受験にはたくさんの誤った思い込みがあふれています。
そんなことは一切ありません。当塾の生徒さんは高校1年時における数学の偏差値が20~30台でも医学部に現役合格していますし、浪人生や再受験生でも偏差値40台から1年で合格する方は毎年多くいます。いまの成績は関係なく、きちんと正しい方法で基礎を勉強すれば誰にでもチャンスがあるのです。
それまで何年努力していても合格できなかった方が、エースアカデミーで誤った思い込みを変えることで医学部に合格した生徒さんをたくさん見てきました。中には、7浪目や8浪目にして『エースアカデミーでも無理ならば諦める』と入塾し、翌年合格された生徒さんもいます。
誤った思い込みがあることで、生徒さんも保護者様もずっとしんどい思いをされています。エースアカデミーが怪しいと思われてしまうのも、このような誤った思い込みが信じられてしまっているからだと思います。
受験生本人もそうですし、親御さんもいろいろ悩まれています。私は医学生講師とも力を合わせて、いま苦しんでいる生徒さんや保護者様のサポートをしていきたいと思っています。
医学部受験における誤った情報や思い込みを解説した『医学部合格診断チェックリスト10選』や、参考書の一覧とスケジュール例、学費や偏差値のランキングといった医学部受験の最新情報のほか、医学部受験について解説した動画のセットを合計16個、こちらで無料配布していますので、ぜひご活用ください。」
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・医学部の面接小論文対策
・2023年医学部合格者100名の分析
ほか合計16個のPDFと動画
高梨 裕介
医学部予備校エースアカデミー 塾長、医師
医師/大阪医科大学卒、初期研修修了後に創業。
中学受験経験(灘、東大寺、洛南、洛星中学に合格)。
自身の医学部受験の反省を活かし、350名以上の医学部合格者を指導。医学部合格のためのよりよい指導をより安く提供することを理念としてエースアカデミーを設立。