医学部受験「最終偏差値50台・E判定⇒合格」が続出…。医学部予備校エースアカデミーが教える「入りやすい医学部」の選び方

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医学部予備校エースアカデミー
医学部受験「最終偏差値50台・E判定⇒合格」が続出…。医学部予備校エースアカデミーが教える「入りやすい医学部」の選び方
(※画像はイメージです/PIXTA)

進学校に通わないといけない、偏差値65未満では話にならない、応用問題ができないと受からない、一般的なサラリーマン家庭からは入学できない…。世間にとって、医学部合格は「限られた人」だけが勝ち取れる進路です。そんななか、一見「合格から遠そうな受験生たち」を次々と医学部に送り出している医学部予備校エースアカデミー。350人を超える合格者の中には、最終模試の時点で偏差値50台だった人々も…。エースアカデミー塾長・高梨裕介氏が、多くの人が見落としている「正しい勝ち方」を解説します。

高校の先生もわかっていない医学部受験の実態

「最終偏差値50台・E判定⇒合格」は決して「運」ではない

医学部予備校エースアカデミー塾長・高梨裕介氏
医学部予備校エースアカデミー塾長・高梨裕介氏

 

エースアカデミーはこれまで350人以上の医学部合格者を輩出してきました。2023年は100人(重複除く)が医学部に進学(31人が国立医学部に合格)。内訳は現役生35人、1浪38人、2浪12人、3浪以上・再受験生15人(8人が再受験)で、性別では男性46人、女性54人となっています。30~40歳の合格者も複数人います。

 

合格者の中には数学の最終偏差値40台が4人いたほか、総合の最終偏差値50台が18人いました。最終偏差値50台というのは、模試では「E判定」になります。合格者が2~3人だったら「運」で片付けられるかもしれませんが、18人は「運」ではないことの証といえるでしょう。

 

本当は合格可能性があるのに、「偏差値65未満はムリ」と一蹴される現状

そもそも当塾の入塾審査に学力試験はありません。入塾時の偏差値が30~40台の人もザラにいます。今年医学部に合格した再受験生の中には、文系出身で、数学や理科が完全に初学の状態から1年で合格された生徒さんもいます。こうしたケースは珍しくありません。ですから、学力試験による入塾審査は行わないのが当塾の基本方針です。

 

また、今年の現役生合格者35人のうち、いわゆる進学校ではない高校の生徒さんが20人近くいます。その高校で1人だけとか、過去に医学部合格者がほとんどいない高校からも現役合格者が出ています。

 

こういう実例をおそらく多くの方はご存じないと思います。偏差値65以上ないと医学部合格はムリだと思い込んでいることが多い。それは生徒本人も親御さんも同じです。そのため本来であれば合格できるかもしれない生徒さんの多くが、医学部受験を諦めている。とても残念なことです。

 

それは有名進学校でも同じです。成績優秀な医学部合格者が多くいるぶん、成績が少し悪いと進路変更をすすめられる。この成績で医学部に合格した先輩はいないから諦めなさいと。進学校あるあるです。

 

当塾の今年の現役合格者35人の中にも、高校の進路相談で「この成績で医学部は受からない。他の学部を受験したほうがいい」とすすめられていた卒業生が10人以上いました。しかし、実際にはこうして合格しています。

 

合否は「模試の偏差値」のみで決まらない

その一方で、最終偏差値が70以上あっても不合格になるケースも少なくありません。原因は主に3つあります。受験校選び、勉強法、試験本番の解き方の間違いです。本稿では「受験校選び」について詳しくご説明したいと思います。

 

特に国公立大は前期は1校しか受験できないので、受験校選びを間違うと、その時点で終わってしまいます。ここが非常に重要なポイントです。

 

多くの受験生が「入りやすい医学部」を誤解している

 

当塾では全国の国公立医学部50校すべてから、生徒個別に緻密に計算して、受験校を推奨しています。他の予備校では、生徒が選んだ大学に対する判定は示してくれますが、全国の国立50校の中から推奨するということは少ないようです。

 

【NG:倍率の低いところを選ぶ】

受験校を選ぶ際に、最も間違いやすいのが、受験倍率を基準にすることです。これは合否にまったく関係ありません。なぜなら偏差値が高い大学ほど倍率は低くなり、偏差値が下がれば倍率は高くなる傾向があるからです。倍率がいくら高くても、成績の低い層が多く受験すれば難易度は上がりません。逆に倍率が2倍でも、成績の優秀な層が多いと、難易度は上がります。ですから倍率で受験校を選ぶのは間違いなのです。

 

【NG:過去問との“相性”で選ぶ】

受験校選びの間違いで次に多いのが、過去問との相性で判断することです。驚くことに、高校の先生が「一度過去問を解いて、相性のいい大学を受けなさい」と指導するケースはとても多いです。たとえば、偏差値が70で問題自体は解きやすい大学と、偏差値は63で問題自体は解きづらい大学であれば、全員が問題は解きやすい偏差値70の大学を「相性がいい」と答えます。

 

誰にとっても解きやすい問題の大学を「相性がいい」と感じるだけであって、当然ですが、合格可能性や、受験校選びとはまったく関係がありません。過去問と相性がいいという理由で受験校を選ぶのはナンセンスです。

 

【NG:合格最低点を見て選ぶ】

過去問に関しては、合格最低点を見て判断するケースも多く見られます。一見すると納得感がありますが、まったく無意味です。

 

理由の一つは、今年の最低点がどうなるかわからないことです。もう一つは、合格最低点はわかったとしても、採点基準がわかりません。国立の2次試験は1,000点、1,200点など大きな配点を持っていますが、たとえば記述問題や英作文などにどんな採点基準がとられているのかは不明です。

 

偏差値70の大学の過去問を解いたところ、合格最低点を超えたとします。高校の先生からは絶対に受けたほうがいいとすすめられる。しかし、その大学は採点基準がものすごく厳しいため、合格最低点が低くなっているかもしれないのです。

 

逆に、偏差値が低めの国公立の過去問を解いたけれど、最低点を超えられなかったとします。しかし、採点基準がゆるめで部分点がたくさん入り、記述で加点されやすいことがあります。そのため合格最低点が高めに出るということもあるのです。採点基準によって100点、200点は簡単に変わります。したがって、過去問の合格最低点を基準に受験校を選ぶのは間違った方法だといえます。

 

【NG:得意科目・苦手科目で決める】

受験校選びの間違いとしてもう一つ、得意科目や苦手科目で決めることがあります。英語が苦手だから、英語の配点が高い大学は受験しない。逆に英語が得意だから、英語の配点の高い大学を受験する。実際によくある事例です。

 

<実例>数学の最終偏差値46…「数学なし」で臨もうとしていた再受験生

実例を紹介しましょう。今年医学部に合格された再受験生の1人は、入塾時の数学の偏差値は30台で、最終偏差値でも46でした。

 

実はこの生徒さんは以前、別の予備校に通っていました。そこでは数学のない大学を受験するようすすめられ、数学なしでも受験できる帝京大学を受験。残念ながら不合格という結果でした。

 

当塾の入塾時にもやはり帝京大のみを志望されましたが、私は数学も勉強して受験の選択肢を広げたほうがよいとアドバイスしました。結果的に東北医科薬科大をはじめ4校に合格しました。いずれも数学があります。逆に、数学のない帝京大は今年も受験されたものの、不合格でした。

 

もし、以前通っていた予備校のアドバイスに従って帝京大だけを受けていれば、今年も不合格に終わっていたということです。1年間どれだけ一生懸命に勉強していても、受験校選びの戦略を間違えると詰んでしまう、恐ろしい例だといえます。

 

これは受験校選びの重要性がよくわかる事例です。高校の先生に限らず、一般的にも数学の偏差値が40台で医学部に合格するはずがないと考えられています。そもそもそれがおかしいのです。受験科目は数学だけではありません。同じように英語の最終偏差値が40台で合格した生徒さんもたくさんいます。

 

医学部は国立・私立あわせて全国に80校以上あります。受験校選びは緻密に計算して、いろいろな要素を考慮しなければなりません。重要なのは、論理的に考えるということです。それによって合格の可能性は大きく変わります。

 

【NG:トータル費用や奨学金を勘案せずに「国公立専願」】

受験校選びでもう一つ大事なことがあります。国公立だけに固執しないことです。一般の多くの親御さんはもちろん、生徒さんも学費の安い国公立を希望します。

 

ただ、実際に学費はいくらまでなら可能なのか、奨学金も含めて真剣に考えてみることが大切です。国公立でも、自宅から遠く離れた地方で一人暮らしをすれば、学費の安い私大(たとえば国際医療大は6年間で約1,800万円)と比べてみると、トータルの費用はさほど変わらないかもしれません。

 

当塾では奨学金の活用も説明しています。日本学生支援機構の第一種ならば無利子で最大460万円ほど(6年間)、第二種は有利子ですが最大1,150万円ほど(同)が貸与されます。両方を併用すると最大1,600万円ほど借りられます(奨学金は審査がある)。2020年4月からは返済不要の「給付奨学金」もスタートしています。そのほか大学でも個別に奨学金を用意していますし、自治体などの奨学金もあります。

 

留年・落第しなければ「奨学金2,000万以上」も返済可能

奨学金については、社会的に大きくクローズアップされている問題です。多額の借金を背負うことに不安を覚えるのは当然です。医学部は金額も大きいですからなおさらでしょう。

 

私自身、一般的なサラリーマン家庭で育ち、2,000万円以上の奨学金を借りて大阪医科大学を卒業しました。当塾の講師(現役医学生)はほとんど一般家庭の出身で、奨学金を2,000万~3,000万円借りている人も珍しくありません。

 

結論から言うと、奨学金は返済できます。医師は収入の水準が高い上に、高額なアルバイトも多くあります。気を付けなければいけないのは、留年しないことと、医師国家試験に合格することの2点です。

 

国公立専願と思い込んでいる親御さんにこれらの説明をすると、多くの方がそういう考え方をしたことがなかったと驚かれます。そして、もともとは国公立専願と考えていた生徒さんの9割が私立医学部を併願されます。

 

実際の合格にも影響します。国公立専願だと一発勝負のため、緊張のあまり実力が発揮できないことが多々あります。先に私立医学部に合格していると、心に余裕をもって受験に臨めます。

 

もともと「国立しか行けない」と言っていた生徒さんが、仮に私立しか合格しなかった場合でも、ほとんどの生徒さんは私立に進学します。学費の問題を確認すると、本人はたいてい忘れています。そんなこと言いましたっけと(笑)。受験する前は学費のことを心配していた生徒さんでも、いざ私立医学部に合格すると、親御さんも親戚もみな「おめでとう!」という感じで、おおかた忘れてしまっています。

 

医学部に行けるわけですから、親御さんもお金の工面をいろいろ考えますし、親戚がお祝いで援助してくれるケースも少なくありません。

医学部合格のチャンスは「誰にでも」ある

 

私は、医学部受験は広く門戸が開かれていると考えています。私はサラリーマン家庭だったので、高校時代、医学部専門予備校は学費が高くて通えませんでした。ですから、普通の予備校と同じ価格帯で医学部専門の指導が受けられる塾をつくりたいと思い、当塾は学費を業界最安値水準に設定しています。

 

医学部専門予備校の相場は年間400〜500万円といわれますが、当塾の場合、通塾コース・Zoomコースだと月額5〜10万円、通信コース(面談なし)だと月額3万円です。講習代や合宿代などの追加費⽤は⼀切ありません。

 

医学部合格にとって不必要なものはすべて排除し、企業努力を通して効率化を行うことでコストを削減しています。集団講義や短期講習も、医学部合格の妨げになるものと考えているため行っていません。当塾で使用する参考書もすべて市販で、基礎的なものだけです。

 

【実際に使用している問題集】

  • 数学:基礎問題精講、合格る計算
  • 英語:DUO、ネクステージ、基礎英文問題精講、速読英単語(必修編)
  • 化学:宇宙一わかりやすい化学、Excel化学
  • 物理:宇宙一わかりやすい化学、体系物理
  • 生物:Excel生物

 

これだけの問題集で、今年は100人の生徒さんが医学部に合格されています。

 

今回は受験校選びを中心に解説しましたが、学習面で大事なのは基礎です。基礎を徹底すれば医学部合格は可能ですし、上記の問題集だけで、偏差値30台、40台からでも偏差値を60~70台にまで伸ばすこともできます。当塾にはそんな卒業生がたくさんいます。誰にでも医学部合格のチャンスはあるのです。

 

合格者が上記の問題集でどう勉強していたのかという学習スケジュールの例や、学費や偏差値のランキング、共通テストのボーダーといった医学部受験の最新情報のほか、医学部受験について解説した動画のセットを合計16個、こちらで無料配布していますので、ぜひご活用ください。

 

 

高梨 裕介

医学部予備校エースアカデミー 塾長、医師

 

医師/大阪医科大学卒、初期研修修了後に創業。

中学受験経験(灘、東大寺、洛南、洛星中学に合格)。

自身の医学部受験の反省を活かし、350名以上の医学部合格者を指導。医学部合格のためのよりよい指導をより安く提供することを理念としてエースアカデミーを設立。