人生を賭けて戦ってきた会社経営・・・社長が筆を取った理由

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幻冬舎ルネッサンス新社
人生を賭けて戦ってきた会社経営・・・社長が筆を取った理由

今回は、多忙な業務の傍ら一冊の本を書き上げた社長の事例をインタビュー形式で紹介します。※本連載では、毎回ひとつの事例をあげ、今なぜ社長作家が激増しているのか、そして、本を出すことでどんなドラマが生まれるのかを探っていきます。

きっかけとなった石原慎太郎氏の『天才』との出会い

横山和之氏は株式会社アートデザインセンターの代表取締役社長である。なぜ多忙な社長業の傍らで何年も筆をとり続けてきたのか。最新著書『一心』を執筆された経緯を聞いてみた。

 

――出版をされたきっかけや目的は何ですか?

 

私は、株式会社アートデザインセンターの代表取締役を務めています。25歳で会社を立ち上げ、一心に、我武者羅に無我夢中で走ってきましたが、気づけばもう還暦。私はこれを節目に、人生を賭けて戦ってきた会社経営と成果にこだわり続けた提案活動を一冊の本にまとめようと考えました。

 

昨年6月のことです。私は一昨年の8月に設立した株式会社ガトー・スヴニールというお土産菓子メーカーの仕事で、沖縄のデパートの催事に出ていました。そこで時間があったので書店に立ち寄ると、石原慎太郎氏が一人称で書いたという『天才』が平積みにされていました。私は何かに導かれるようにこの本を買い、帰途の機内で読みながら、ふと思ったのです。

 

「これと全く同じ本を出してみたい」そう思い立った私は、出版元である幻冬舎に連絡を取り、編集者に会いに行きました。

 

 

――出版社や編集者とのやり取りで印象深かったことはありますか?

 

編集担当者から「まず、どんな内容の本を出したいのですか?」と尋ねられたので、私は咄嗟に、「NHKのファミリーヒストリー+プロジェクトX+プロフェッショナルの流儀+TBSの情熱大陸のようなもの」と話せば、「それだけでよく分かりました」と言われたので、執筆活動に入っていきました。したがってこの本は、『天才』と同じサイズ、装丁、ページ数で書き上げています。

 

次にタイトルの「一心」ですが、これも「天才」と同じ二文字ですが、私自身が情熱をかけて一心不乱に取り組んできたことを、強く心に残る言葉で表し、同時に力強い毛筆の書で表紙を作りたいと思ったのです。では毛筆でどのような表現ができるだろうか。私はネットの画像検索で調べていくうちに「魂の書家 金澤翔子さん」の書と出会いました。

 

私はさっそく、幻冬舎に連絡をして、この書を使わせていただけるか、金澤さんへの交渉をお願いしました。そしてOKの返事をいただいてから、私は改めて金澤さんの経歴を見て驚きました。なんと、NHK大河ドラマ「平清盛」のタイトルを書かれた方だったのです。

 

――原稿に散りばめたこだわりや制作秘話など、ご著書の紹介をお願いします。

 

このような経緯で出版が決まりましたが、いざ筆を取れば、なぜ今の自分が存在するのか。なぜ、私が二つの会社を経営するに至ったのか。私はこれまでの人生を事細かく振り返りながら、ターニングポイントを探っていきました。そして、導き出した結論。それは間違いなく「出会い」だったのです。

 

人は人と出会うことで、学び、刺激を受け、触発されながら成長していくのです。出会った時にはそのことに気づかなくとも、長い間に熟成され、いつしか礎となっていく……。

 

計算でもない、計画でもない「出会い」が、人の運命、企業の運命をも変えているのです。「人は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」とは、哲学者であり教育者でもある森信三氏の言葉です。

 

人との出会い、物事との出会いは、偶然のように思えてもすべてが必然。たとえそれが、我が身に降りかかる困難であったとしても、後になれば必然だった思えるというのです。

 

 

横山和之 著

『一心』

 

 

夢、情熱、そして感動。
経営者にとって最も重要なことは、会社を永続させる組織にすることだ――。

1983年株式会社アートデザインセンター創業。起業当初の採用、会社組織の構築、阪神淡路大震災、そして新事業展開……、簡単にはいかないことも多かったが、ただひたむきに一心に仕事に取り組んでいると、いつも人と出会い、乗り越えることができた。クライアントの課題を解決するため、商品の企画提案から企業ブランディングまで請け負ってきた歴史を経営理念とともに振り返る。

夢をもって、情熱をそそぐ経営者として、人生を賭けた戦いの先には多くの感動があった。