借金を返すためにマグロ漁船に乗っていました

菊地 誠壱
出版社名
彩図社
発行年月
2022年10月
両親が事業の失敗により5,000万円の借金を背負い、家では催促の電話が鳴りやまない。そんななかで高校を中退した著者は、17歳にしてマグロ漁船員となる。借金返済のため、親の頼みでマグロ漁船に乗せられたのだ。

そこで待っていたのは、休憩もままならない過酷な労働、厳しい上司からのパワハラやいじめ、怪我や命の危険と隣り合わせの毎日……。覚える仕事は山のようにあるが素人にはどれも難しく、できなければしごかれる。地獄のような苦しみを味わいながらも、日本から遠く離れた海の上では逃げたくても逃げられない。

借金返済のためにマグロ漁船に乗るという都市伝説のような話を実際に体験した著者が、その知られざるリアルを語る!

この書籍の著者

菊地 誠壱

元マグロ漁船員/Youtuber
1970年、宮城県生まれ。1987年、親の借金のためマグロ漁船に乗せられる。20歳で3年間のマグロ漁船勤務を終了し下船。期間工勤務を経て、21歳で家電量販店に就職し、30歳で店長に就任。2019年にYouTubeチャンネル「元マグロ漁船員チャンネル」を開設し、船の上での日常やブラック労働の実態など、マグロ漁船員の知られざる裏話を紹介している。

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