60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常

天野 篤
出版社名
講談社ビーシー
発行年月
2024年4月
60代、70代は、病気とともに生きている。
だから、通院、投薬が合って当たり前。
問題はそんな日々のなかで、不本意に死ぬのか、天寿をまっとうするのかーー。
上皇陛下の執刀医にして、世界屈指の心臓血管外科医が超わかりやすく記した、「命を落とすリスクを減らす」暮らしの処方箋

●第1章=60代、70代の日常生活
健康長寿をまっとうするための、食事からの生活習慣

●第2章=60代、70代と「暑さ」「寒さ」のこと
風呂、トイレ、睡眠……。気温の変化に備えることが長寿へと導く

●第3章=60代、70代は病気があって当たり前
病気と薬。トラブルを招かない付き合い方

●第4章=60代、70代と新型コロナ
感染しないための予防法と、万一感染したときへ備えておくこと

●第5章=60代、70代と心臓病。その予兆と対策
超高齢化でますます増える心臓病。いかにわが身を守るか――

この書籍の著者

天野 篤
順天堂大学
医学部特任教授/心臓血管外科医
1955年、埼玉県蓮田市に生まれる。1983年、日本大学医学部卒業後、医師国家試験合格。関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院。東京都品川区)で臨床研修医ののち、亀田総合病院(千葉県鴨川市)研修医となる。1989年、同心臓血管外科医長を経て、1991年、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科科長、1994年、同部長。2001年4月、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。2002年7月、順天堂大学医学部心臓血管外科教授に就任。2012年2月、東京大学医学部附属病院で行われた上皇陛下(当時の天皇陛下)の心臓手術(冠動脈バイパス手術)を執刀。2016年4月より2018年3月まで、順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。心臓を動かした状態で行う「オフポンプ術」の第一人者で、これまでに執刀した心臓血管外科手術数は1万例を超える。

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