前回は、ローカル向けのバリ不動産でビジネスを行う際のポイントを取り上げました。今回は、人気観光地から人気投資先という要素も加わってきた、バリ島不動産の可能性を見ていきます。

有名旅行サイトの世界人気観光地ランキングで1位に

今回は「なぜバリ島のヴィラは収益性が高いのか」を考えてみましょう。2017年3月、旅行サイト「トリップアドバイザー」による「世界の人気観光地ランキング2017」が発表され、1位にバリ島がランキングしました。

 

[図表1]「世界の人気観光地TOP10」の平均宿泊費

 

[図表2]「アジアの人気観光地TOP10」の平均宿泊費

 

上記の[図表1、2]を見ると、バリ島のヴィラが収益面で有利な理由が分かります。まず、世界の人気観光地トップ10の平均宿泊費を比べてみます。

 

 

 ●バリ島 :23,100円
 ●ロンドン:29,000円
 ●パリ  :25,600円
 ●ローマ :23,900円

 

バリ島の物価や人件費は安いのですが、ヨーロッパの先進国にある観光地と平均宿泊費はそれほど変わりません。さらにアジアの観光地と比較してみます。

 

 ●バリ島    :23,100円
 ●シェムリアップ:11,100円
 ●プーケット  :11,100円
 ●ホイアン   :  8,000円
 ●カトマンズ  :  6,900円

 

アジアの観光地では、バリ島の宿泊費が高いことが分かります。日本では、ひと昔前と比べると観光地としてのバリ島人気は落ち着きましたが、世界的に見るとバリ島の人気は年々高まっているのです。

 

観光客が多くやって来るうえに、宿泊費は高く、経費は安いというわけで、バリ島のヴィラの収益性が高いことに納得できると思います。

今後は「不動産投資先」としても人気に!?

既にバリ島は「観光地」として世界的に知られていますが、いっぽうで「不動産投資先」としては未だそれほど知られていません。

 

観光客と投資家では、アンテナが違うため、その違いで「不動産投資先」として広く知られるまでにタイムラグが生じているのです。

 

しかしここまでに説明した通り、高いポテンシャルを持つバリ島は、今後、観光地としてだけではなく不動産の投資先としても、ますます人気が出ることになると思います。

本連載は、株式会社IINの代表取締役・三浦純健氏のブログ「バリ島海外不動産投資入門」から転載・再編集したものです。
その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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