気まずい話題だけれど――親から「お金の話」を聞き出す方法

今回は、親から「お金の話」を聞き出す方法を説明します。※本連載は、日本クオリティオブライフの代表理事である清水晶子氏の著書、『親とさよならする前に』(サンクチュアリ出版)の中から一部を抜粋し、親が生きているうちに解決したい「お金」の話について見ていきます。

<やっておくと、ここがラク>

◆お金の話を切り出しやすくなる

親を「ビジネスの取引先」だと考える

ここまで、把握すべきお金についてお話ししてきました。

 

そうは言っても、お金に関する話はなかなか切り出せないものです。親の資産を把握したくても、いきなり「貯金いくらあるの?」なんて聞いたら警戒されそうですよね。

 

お金のことを聞き出すには、ずばり〝仲よくなること〞。身もふたもないかもしれませんが、残念ながら答えはこれだけだと思います。

 

ふだんから関係性が構築できている親子なら問題ないと思いますが

 

●疎遠であまり会話がない

●気が合わない

●会うとケンカになる

 

こんな親子関係のみなさんは、どうしたらよいのでしょう。それは、親をビジネスの〝取引先〞だと思うことです。苦手な取引先でも、大きなお金が動く商談相手なら、あなたも感情的にならずにどうやったらうまく話ができるか知恵をしぼりませんか?

 

親にある程度の財産があるなら、自分の手元に入ってくるチャンスかもしれない。逆に借金があるなら、早めに手を打たないと自分が支払うはめになる。

 

そう考えると、会うたびにケンカしている場合ではありません。相手を取引先やスポンサーだと思い、自分が大人になって冷静に対応しましょう。

第三者の話をもち出すことで、親に聞く耳をもたせる

おすすめの話の切り出し方は

 

「友だちの親父が不動産でもめて大変だったらしいよ」「○○ちゃんのお母さん、相続争いで疲れちゃったんだって」「死亡すると銀行口座が凍結されて大変みたい」

 

と、第三者の視点で話題をもち出すことです。すると親も「そうか、うちもそろそろ準備しなきゃな」と聞く耳をもつでしょう。

日本クオリティオブライフ協会 代表理事

神奈川県生まれ。葬儀社の役員として、15年以上にわたり年間1,000件以上の葬儀供養などの相談に携わり、人生の終末期における生活者の悩みに真摯に向き合う。
更に自身の祖母の介護・成年後見を経験したことにより、終活の必要性・重要性を生活者・事業者に伝えることが使命と考え、一般社団法人日本クオリティオブライフ協会を設立。長寿社会において、最後まで尊厳を保ち、誰もが人生に幸福を見出せる社会の醸成に努める。
全国各地で、終活、生前整理に関するセミナーや高齢者ヨガのクラスを開催し、人気を博している。

《取得資格》
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査 1級葬祭ディレクター
一般社団法人終活カウンセラー協会 終活カウンセラー
日本葬祭アカデミー教務研究室 葬祭カウンセラー
株式会社ジーエスアイ グリーフサポートバディ

著者紹介

連載親が生きているうちに解決したい「お金」の話

親とさよならする前に 親が生きているうちに 話しておきたい64のこと

親とさよならする前に 親が生きているうちに 話しておきたい64のこと

清水 晶子

サンクチュアリ出版

あなたは、あと何回親と話せるだろう その日がきても後悔しないために 幼いころの思い出 両親のなれそめ 感謝の気持ち 介護 お墓 お金 相続 実家の片付け いつまでも元気だと思っていた親が、段々年を重ねてきて心配な事がちょ…

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