助成金は企業の成長を後押しする「秘密兵器」
みなさん、こんにちは。「株式会社ナビット」代表取締役の福井泰代です。私たちは「助成金なう」という、全国の官庁、自治体だけでなく、財団などの11187機関の助成金・補助金をを一括して探せるサービスを提供しております。
私たちはサイトを運営するだけでなく、私たち自身も助成金や補助金を申請し、自分たちの研究開発に大いに役立てている「助成金獲得の当事者」でもあります。この小冊子は、助成金や補助金を、御社のビジネスの秘密兵器として、今後役立てていただきたいと思い、作成いたしました。
すでに助成金・補助金を御社のビジネスに役立てている方は、更にレベルアップするための方法として参考にして下さい。
間違いなく、助成金・補助金は、御社のビジネスの「武器」になります。助成金は御社の成長を飛躍的に後押しする、秘密兵器なのです。今まで助成金なんて関係ないと思っていた当社が、たくさんの助成金・補助金の獲得に成功した事例を、まずご紹介いたします。面倒くさいと思わずに、是非、この機会にチャレンジして下さい。
日本では「9308件」もの助成金の公募があるが・・・
さて、ここで問題です。助成金や補助金というと、最近有名なのは「ものづくり補助金」や「創業支援助成金」「キャリア形成助成金」などがありますが、実際に今、日本中でいったい幾つくらいの助成金や補助金が公募されているか、ご存知ですか?
答えは、2015年4月1日現在、官庁と地方自治体から6127件、財団系の助成金から3181件、合計で9308件の公募がされています。
それに対し、実際に助成金・補助金を申請し、獲得している中小企業の比率は何%がご存知ですか? 答えは、0.01%と言われています。
この数値だけをみてもわかるように、いかに助成金や補助金がたくさん出ているにも関わらず、有効に使われていないかをご理解いただけると思います。なぜ、助成金や補助金への申請獲得している企業が0.01%なのでしょうか?
私たちは大きく分けて3点あると考えています。まず一つ目が、助成金や補助金は時代の流れに流されてコロコロ変わる「ミズモノ」的な要素が強いため、なかなか専任の指導するコンサルタントが育ちにくいこと。
例えば数年前、自民党から民主党に政権が変わったのをきっかけに、それまであった助成金は全てなくなりました。
それまで企業の助成金や補助金を指導していたコンサルタントは、この時、廃業を余儀なくされました。そして今また自民党が政権を奪回し、たくさんの助成金が巷にあふれてきています。このように助成金は非常に不確定な要素でコロコロ変わります。
二つ目は、とにかく情報が一元化されていないため、とてもわかりづらく、一般の人に情報が届きにくい仕組みになっています。
三つ目は、とにかく提出書類が多く、出した後も面倒で、資料がわかりづらい、というのがあります。
同じ助成金でも、前年と同じ、ということはなく、ちょっとずつ金額や仕様要件が変わっているので、助成金や補助金申請のプロに頼まないと、結構手間がかかり、面倒くさい、という印象があるようです。